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2012年 06月 18日 のアーカイブ

平成24年6月14日 一般質問②

柿沼 貴志 の投稿 2012年 06月 18日

2.環境・まちづくりについて

水質問題、安全な水の捉え方について

{質問内容}水は人間の生命活動を支える重要なライフラインです。

17日から18日にかけて、県の施設で行田市にある行田浄水場と、春日部市にある庄和浄水場で採取した処理後の水道水から、国の基準の1リットル当たり0.08ミリグラムを超える、0.096ミリグラムから0.168ミリグラムのホルムアルデヒドが検出され、32の市と町のおよそ290万人に影響がでました。

みなさんご承知の事と存じますが、ホルムアルデヒドとは、樹脂や防腐剤など非常に広い用途に使われる化学物質。 有害性もあり、吸入すると目や鼻が強く刺激されるほか、濃度が高いと呼吸困難も引き起こす。
また、発がん性もあり、使用にあたってはさまざまな規制がある。 厚生労働省による水道水の水質基準では、1リットル当たり0.08ミリグラム以下と定められているものです。

埼玉県本庄市の化学メーカー「DOWAハイテック」が委託した高崎市の産業廃棄物処理業者・高崎金属工業の廃液処理(ヘキサメチレンテトラミン)が原因のようです。ヘキサメチレンテトラミンは、樹脂や合成ゴムなどを製造する際の硬化剤や発泡剤、医薬品、火薬などに使われる有機物質です。平成21年度の国内の生産量と輸入量は合わせておよそ5500トン。 常温では無色の結晶か白い粉末状をしています。 塩素やオゾンと反応すると、ホルムアルデヒドやアンモニアなど、有毒なガスが発生するということです。 繰り返し吸入すると、ぜんそくを引き起こすおそれのあることが報告されています。

①正確な緊急連絡の一報はいつどこからどのように入ったのか?まただれがどのような状況で連絡をうけたのか?

②第一報を受けてから市は防災無線を19日のAM10:30・12:30・15:00と放送し、HPには19日のAM11:30に掲載したと聞いておりますが、危機管理体制を含むその間の対応と内容について円滑かつ的確だったかどうか?

③行田市は地下水に切り替え対処しましたが、切り替の具体的な時間や方法について、また緊急連絡を受け、切り替える間に流れてしまった可能性はあるのでしょうか?それについての調査対応は?

{市の答弁}市の安心安全な水道水の供給の為に浄水場、配水場を24時間体制で監視業務を行い、外部侵入者による水質汚染の防止を行っている。今回のホルムアルデヒド検出に関しては県との対応を密に行い対応した。今後においても自主水源である深さ200メートル以上から取水してる豊富な地下水を有効利用し、対応する。地下水は空気中の汚染物質や混入物による影響を受けにくいため市民の命を繋ぐ大切なライフラインとして引き続き監視体制を継続しながら適切な維持管理をしていく。県水とのバランスを保ちながら安全な飲み水の安定供給に努める。

18日の午前3:30分に県営行田浄水場から基準値以上のホルムアルデヒドが検出され受水量の減量をお願いする可能性があるとの一報が入った。向町の運転管理業者が連絡を受けただちに水道課の担当職員に報告があった。その後の対応として県水が減量された場合や、取水停止になった場合にも断水しない様に本市の水源である地下水を汲み上げ、貯水し万全を期した。また断水する可能性はありませんでしたが、各種報道で行田浄水場が大きく取り上げられたことから、市民の水道水による不安を払拭するために、向町浄水場と、市役所に職員を張り付かせて対応した。また市民の皆様に情報を出来るだけ早く伝えるために、防災無線とホームページによる情報提供と呼びかけを行った。県水の減量にそなえ市の対応として18日午前4:30に地下水を調量し、8:30に県水の減量を開始、10:40県水の受水を停止。翌19日午前1:00水質状況が改善されたため行田浄水場は県水の送水を再開した。

ホルムアルデヒドの検査に関しては県が安全基準の検査を随時している為問題ないが、念のために22日向町浄水場、南河原浄水場の2か所において検査業者に委託して水質検査を行い、問題ないとの結果だった。

{柿沼の考え}この問題は、飲み水というライフラインの重要な生命にかかわる問題であり、今後の対応も含めしっかりと検討していかなければならない課題です。今回は県営ですが、報道では行田浄水場から有害物質検出とのアナウンスが大々的に流れてしまい、市民の不安が大きかった事と思います。水による人体への影響は大きく、市民の関心もありました。行田市には豊富な地下水源があり、値段も県水の半分以下で済むことから、地下水の有効利用も含めこれを機に行田の飲み水をもう一度見直すことを期待します。

{質問内容}塩素処理における問題点は?⑤より安全なオゾン処理の導入は?

新三郷浄水場において、平成22年4月1日からオゾンと生物活性炭吸着方式による高度浄水施設の供用が開始されました。

県のホームページによると必要性として県営水道では河川の水を浄化して、水道用水をつくり、市や町の水道事業者に供給しています。

河川の水は、夏場に水温が上昇したり、雨が降ったりすると水質が大きく変化し、かび臭物質の濃度やトリハロメタン濃度が高くなることがあります。

県営水道の浄水場では、このように河川の水質が大きく変化したときには、粉末活性炭を注入するなどして安全な水道水をつくっています。

しかし、江戸川の下流域から取水している新三郷浄水場では、これまでの対応で安全な水道水をつくることが難しくなってきたため、オゾンと生物活性炭吸着方式による高度浄水処理を導入することにしたものです。

効果として

(1)有害物質であるトリハロメタンを容易に低減することができます。

(2)かび臭がなくなります。

このような効果がある事から東京都などでも取入れているより安全安心なオゾン処理ですが、県の施設である行田市浄水場に関して導入に関しての働きかけはあるのでしょうか?

{市の答弁}水道水は水道法により塩素による消毒が義務付けられています。処理後の残留塩素濃度を1リットル当たり0.08ミリグラム以下に抑える事が規定されている。また安全対策については、カルキ集を極力抑えるために、水道法に定められた残留塩素濃度を基準値以内に保ちながら低い数値での塩素濃度の調整を行っている。この国で定められた基準値については、基準値以内ならば、障害にかけて摂取しても健康になんら影響が出ない範囲と認められており、たの化学物質についても国の基準値を下回る様に監視体制の強化を進めていく。県としてもオゾン処理など高度浄水処理を進めていることから市としても前向きに考えていきたい。

{柿沼の考え}塩素処理に関しては水道法で定められている。行田市が取水している県水は急速濾過処理で消毒の効果が高い塩素処理で水道水の消毒を行っていますが、塩素利用による発生するトリハロメタン(トリハロメタンは、発ガン性のほかにも、催奇形性(さいきけいせい)、中枢機能低下、肝臓毒性・腎臓毒性などが認められており、疲労感、イライラ、無気力、ボケなどの症状をもたらすとされています。)の問題や塩素そのものによる人体への影響が取りざたされるようになってきています。自宅の水道水を調べると朝のうちの塩素濃度は比較的高く出ます。また浄水施設からより近い地区の方が、塩素濃度が高いとも聞いております。安心して飲める水を目指すうえでより体に負担の無い先進的な方法や考え方が進むことを期待しています。

{質問内容}行田市は県水からの取水が39.8%地下水が約60パーセントを占めており、近隣市町村に比べると県水の割合が比較的低い自治体である事は評価できます。羽生市で65.7%加須市では68.1%最も県水の割合が高いのは杉戸町の94.3%で、熊谷市29.8%最も低いのは上里町の13.4%です。今後における行田市の豊富な地下水の利用方法、地下水における危機管理や水質検査を含む具体的な安全対策についてお聞かせください。

⑥今後の市における豊富な地下水の活用について、また安全対策は?

{市の答弁}行田市の保有している地下水は、地下200mの深井戸から抽出していることから水質・水温共に安定しており、外部からの汚染の影響を受けにくいので市民の方々により安心して使用してもらえる。また国の指定する水質基準検査を定期的に行い万全の態勢をとって今後も市の飲み水の安心安全に役立てていく。

{柿沼の考え}行田は豊富な地下水を保有している。利根大堰があることから、今後も地下水が枯渇する可能性は低いと考えます。地下水は、市の答弁にもある様に、外部からの汚染を受けにくい特性があり、もともと自然が持っている浄水する機能も十分に残っていると思います。しかも県水より値段が低く、市民にとっても安全安心で、安いとなれば進めない理由が見当たりません。市としては県からの圧力もあると聞いておりますが、最善の努力を期待いたします。

 

 

 

 

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