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平成24年6月14日 6月議会一般質問

柿沼 貴志の投稿 2012年6月17日 

議員になって2年目、誠会となって初めての議会を迎え一般質問をしました。

今回の質問内容は大きく2つ

1.新しい教育基本法と教育再生について

2.環境・まちづくりについて

です。

1つ目の教育については、今年度より教育長が丸山教育長から中村教育長に変わったことで、今後の教育委員会としての姿勢や方針がどういうものになるのかという事を質問しました。

①「行田市としての教育の目的は?」

{質問内容}文部科学省が掲げる教育の目的 教育基本法第1章 第1条では 教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。とあるが忍藩の藩校「進修館」にみられるように、行田市は古くから教育熱心な土地柄であり、行田市独自の教育の目的とは具体的にどのようなものか?

{市の答弁}戦後半世紀ぶりに改正された教育基本法の精神にのっとり、特に個人の尊厳など普遍的な理念を大切に知・徳・体の調和のとれた育成を目指す。伝統と文化を大切にし、国際社会に貢献できる教育を進める。教育委員会としても、自立・共創・挑戦を軸に人に繋ぐ未来に繋ぐ、歴史と文化を大切にする学びのまち行田を目指す。

{柿沼の考え}今の民主党の様に理念なき政策は形になることがありません。市の教育機関の最高責任者として、しっかりとした理念を持ち、組織をまとめ正しい方向に牽引し、行田市の持てる貴重な歴史文化をしっかりと子供達につたえて徳育教育を進めてほしいと考えます。

②行田市としての教育の目標は?

{質問内容}文部科学省が掲げる教育の目標 教育基本法第1章 第2条では 教育は、その目的を実現するため、学問の自由を尊重しつつ、次に掲げる目標を達成するよう行われるものとするとある。その中で一項に「真理を求める態度を養い、豊かな情操と道徳心を培うとともに、健やかな身体を養うこと」とある。これは学習指導要領にある「道徳教育の充実」「伝統や文化に関する教育の充実」として今年度から実施されている中学校における武道必修化に重要な役割があると考える。

3月議会でも質問していますが、行田市独自の武道教育に対する取組は郷土愛を育むうえでも必要と考えますが、具体的な方針などあるのでしょうか?また実施から3カ月がたち、各学校での反応や問題点などありましたらお聞かせください。

{市の答弁}武道教育に関して柔道などの専門家を呼び指導を受け、危険な技の禁止など指導計画を各学校に示した。また武道教育の中で技術の習得だけではなく、礼節を重んじる心の教育を大切にしていく。体育教師を対象にした研修会も行う。内容は事故防止研修と技術研修をする。今後も研修などを通して武道教育への対応をしていく。

{柿沼の考え}私は再三言っていますが、限られた教育時限数の中で、武道の技術を習得するのは難しいと考えます。しかも答弁の中で危険技の禁止などを盛り込んだ指導を行うとありますが、基本的に武道というものはしっかりとした知識と経験が無いと、どの技も危険と考えるのが普通です。つまり、危険な技をしっかりと認識させ、心を鍛えてどうコントーロールするのかというところを教えないとかえって、危険になります。子供達(特に男の子)は強さにあこがれがあります。経験の浅い指導員が安易な技を子供達に教える事に私は不安を抱いています。外部指導者の活用も含め、武道の所作や礼節を重んじる心の教育を基本方針にして、しっかりと進めてほしいと考えます。

{質問内容}三項では 「正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画し、その発展に寄与する態度を養うこと」とある。

私は男女平等に関してもちろん賛成でありますが、全て同じく扱うのではなく、男尊女尊でいくべきと考えます。つまり男性と女性にはそれぞれに性別上の個性があります。部分的には男の子には男の子の教育があってしかり、女の子には女の子の教育があるのが自然です。その中で現在 小学校では男女共に ○○さんで読んでいる学校がほとんどで(太田東小は両方)あり、名簿も私たちの時代とは異なり、男女混合の五十音順になっています。そこでお聞きしますが、こうした対策はどこからの指導なのでしょうか?また市の教育委員会としてはどのような効果があると考えているのでしょうか?
{市の答弁}平成12年の埼玉県 男女共同参画条例をうけ、13年度より行田市内全ての小中学校で男女混合名簿を導入した。さん付けも各学校の判断に任せており、現時点ではこれと言って問題は出ておらず、定着してきている。
{柿沼の考え}私も現在小学校3年生の男子がおり、学校現場にも伺いますが、「○○さん」と子供達が呼ばれることに、どうしても違和感を感じてしまいます。特に低学年児童においては、幼稚園や保育園で先生方に「○○ちゃん」や「○○くん」または、愛称で呼ばれ、先生と児童の距離が近くに感じていたはずです。ところが、小学校に上がった途端、社会的に「○○さん」と呼ばれ、私は心に壁を感じてしまうのではないかと思います。しかも中学や高校になるとこの呼び方をしない方針の学校も出てきて、自由に児童を呼び始めます。私は、まだまだ学業を進める中で友達や先生との心の繋がりを学ぶべき小学生に社会的な呼び方を指導して、もうすぐ社会に出るであろう高校生には特別指導していかないのでは、意味が無いのでは?とどうしても感じてしまいます。学校の判断に任せるではなく、意味のない、効果のないものであるのならば、市の教育委員会がリーダーシップをとり、指導していく必要があるのではないかと考えます。もちろん男女は平等であるべきですが、全ての事柄において同じくしようとする方が、無理があり、子供達に負担をかける結果にならないか危惧しています。感性が高い子供の頃に人と接する際の暖かい気持ちを伝える方が、低学年に社会的な指導をするより大事ではないかと感じます。このような事例が進みエスカレートすると、競争させない教育や、平等のいきすぎで、男女を同じ教室で着替えさせたり、ひどい事例ではトイレも一緒という指導をする学校もあったと聞きます。これはひどい例ですが、男女平等の前に人格の尊厳を無視した指導になる恐れがあると感じます。先にも述べましたが、男女平等ではなく、男尊女尊の精神でそれぞれにあった教育をすることが重要と考えます。

{質問内容}五項では「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと。伝統と文化の尊重・それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する」とあります。まさに行田市の特色を活かせる最大の教育目標にすべきです。地域に住む子供達が郷土の歴史や日本の文化を学ぶ事が重要と考えます。実例として埼玉新聞でも大きく取り上げられた「忍の行田語り部の会」では第4集(40話)まで完成しており、現在100話近い昔話が出来上がりつつあります。行田の史跡をまとめて昔ばなしにしており、自分が住んでいる地名や寺社仏閣などが数多く登場します。これは一例ですが、こうした郷土愛を育める素晴らしい事業をもっと推進し、小学校などの教育現場でも効率良く活用すべきと考えます。教育委員会として行田市の特色を生かした教育にどう取り組んでいくのか?考えをお聞かせください。
{市の答弁}これまでも教育員会として個性を伸ばす教育と、文化を育むまちづくりを推進していく中で様々な施策に取り組んできている。4月の校長会でも豊かな自然と行田の良さを活かした教育活動を推進するよう指導したところである。

{柿沼の考え}私も行田の歴史や文化を大切にした郷土愛を育む教育が重要と考えます。自虐史観を払拭し、国や郷土を愛する心を育てる事が我々の使命であると考えます。そうした中で、本市は他市にない様々な郷土遺産があり、各方面で活躍している団体もあることから、オール行田で、郷土愛を育む学習内容を取り入れてますます進めてほしいと願います。

{質問内容}進修の意味の由来は自ら進んで学を修める事にあると聞きました。教育委員会は、現場である学校をサポートしていく役割が重要と考えます。行田市教育委員会は学校現場との係わりの中でどういった立ち位置で指導していくのか?また義務教育の中で行田市が抱える学校運営上の課題は何なのか?具体的にどう対応していくのか?答弁を求めます。

{市の答弁}学校教育を進めるだけではなく支援をしていく考えである。今年度から指導主事を学校現場に派遣しスピード感をもって教育に当たりたい。学校運営上の課題としては①小中一貫教育の推進、学びと育ちを重視した教育を行い、児童生徒の学力向上を図る。②特別支援教育体制の整備事業推進、特別支援学級のみならず、どの学校でも発達障害に対する支援を進めていく。自閉症などの対策も行い支援体制の充実を図る。

{柿沼の考え}市の教育委員会の在り方として、学校現場を支えサポートすることが重要であり、常に子供達を中心に施策を進めていく事が必要と考えます。答弁でも前向きな考え方が伝わってきましたので引き続き学校、教育委員会、地域とまちぐるみで行田独自の教育をすすめ考えていきたいと思います。

 

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