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議会一般質問

平成25年12月議会一般質問

平成25年9月議会一般質問
平成25年6月議会一般質問
教育問題について
1)小中学校における統廃合について
全国的に少子化が進む中で、行田市においても徐々に人口が減り、深刻な問題となっています。
市内全16小学校では、7年間で653名が減少、中学校全8校では386名が減少しています。
減少はさらに続くと見込まれています。
国が定めた小学校の適正規模基準(1校当たりに適正な学級数を定めたもの)では1校当たり12~18学級が適正だとされています。
市も同様の見解を示し、また複数の学年が1つの教室で授業を行う「複式学級」も解消すべきとしています。
しかし適正規模以下だったり複式学級を採用せざるを得ない学校が実際にはあります。
例えば北河原小学校では2・3年生、4・5年生がそれぞれ1学級ずつの複式学級を採用、また1校6学級の小学校も全5校もあります。
このような状況下で平成16年2月に行田市公立学校通学区域等審議会を設置し平成20年3月には学校通学区域・統合答申書が提出されています。
それらをふまえていくつか質問しました。

【質問内容】

①児童・生徒数減少の中、今後統廃合をどう考えているのか?
②平成20年に行田市学校通学区域等審議会が答申して5年が経過するが、その後の進捗状況と10年という区切りの中での今後の見通しはどうなっているのか?
③小学校だけでなく中学校はどう考えているか?小中一貫などの考えはあるか?
④統廃合のメリット、デメリットについて
⑤費用対効果はどのように考えているか?
⑥市民全体を対象にしたアンケート調査などは行うのか?
⑦統廃合を行うならば、長期的プランはあるか?
⑧統廃合の場合、地域防災拠点としての維持対策はあるのか?また住民への周知はどのように行うのか?
⑨統廃合後の跡地利用は?

【市の答弁】

①②只今協議中であり本年度中には北河原、須賀地区における両協議会から一定の方向性や結論が出される。市内の全小中学校についても統廃合の検討が必要と考えている。
③将来的には中学校再編を検討していかなければならない。小中一貫校は可能性として検討していく。
④⑤メリット、複式学級の解消、集団で行う授業や行事を適切に進めることができる。切磋琢磨できる環境。管理運営費等のコスト削減。
デメリット:通学距離の長距離化。通学路における安全性の確保。低学年児童への負担、地域関連の行事が行いづらい。費用面ではスクールバスの導入。
⑥アンケートは今後検討。
⑦10年後、統廃合を含めた抜本的な再編成を行うため学校再編成計画を作成。
⑧⑨学校施設については地域住民の方たちの意見も伺い計画を進める。

【柿沼の考え】

統廃合は教育面だけでなく地域の問題を含めた多面的な考えで行われなければならない事は重々承知しております。
しかし第一義に考えなければならないのは「子供の教育」や「成長できる環境」であり大局観をもって一年でも早く方向付けを確定し行動に移す必要があると考えます。
2)行田市の特徴ある教育の強化について、外部講師や特別授業について
【質問内容】
①歴史ある藩校「進修館」の教育こそ行田市らしい教育だと考えるが、それらに沿った方策や方針はありますでしょうか?
②国旗国歌の重要性を教えていく必要があると考えますが現状はどうか?また市として国旗国歌をどう捉えているか?
③徳育教育・修身教育の強化を望むがどうか?
④「立志式」の開催を提案するがどうか?
⑤素読教室や、行田の歴史を伝える忍の行田語り部の会等との連携により、地域の歴史や文化に親しむ環境作りの強化が必要と考えるがどうか?

【市の答弁】

①⑤特色ある教育は「ふるさと学」や「寺子屋事業」などを通じ地域の方々や文化財、教育資源等を活用している。学校、地域との連携にもつながっていると考える。
②学習指導要領に基づき国旗・国家を理解させ音楽の授業では国家を指導すること、入学式や卒業式では国旗を掲揚し国家を斉唱している。
③「道徳」の授業で人間の精神と道徳性の育成を目指し全教育活動の中で推進していく。
④現在、学校現場ではキャリア教育を中心に自分の適性を見つめ目標を持ち個人の自立を促していく取り組みが行われている。「立志式」に関しても研究していく。

【柿沼の考え】

行田市の特色ある学習(進修っ子)を教育の軸にするべきと考えます。
「進修っ子」とは何かと申しますと、今から190年前に当時の忍藩主松平忠堯(ただたか)が藩士の教育を目的に設けた歴史ある藩校「進修館」の精神を受け継ぐこの地域の子供達の事を指しています。【進修】とは【進徳修業】からきています。易経という書物には【君子進徳修業】(君子は徳につとめ業を修める)とあります。この精神は我がまちの受け継ぐべき誇りある教育の源流です。
また、財団法人忍郷友会主催「忍藩子ども塾 素読教室」等の活用をもっと進めるべきと考えます。
素読を学ぶ事により、本を読む機会も増え、学校でテストなどの読解力も高まります。
また、腹式呼吸で大きな声を発する事により、姿勢も正され健康にも良いと感じます。
藩校の歴史を受け継ぎ、地域の特色を活かした本当に良い教育であると認識しているので、今後一層っ力を入れて取り組んで欲しいと願います。

3)武道教育必修化について

平成24年度から実施されている中学校における武道必修化ですが、1年数か月が経ちました。実施に際して学校現場で起こっている問題点などについて質問しました。

【質問内容】

①これまでの経過と現状、効果や問題点、今後の方針について
②各種報道でも問題視されている武道系の体罰問題について市の考え方はどうか?また独自の調査は?調査の結果は?今後の対策や方針は?
③指導者により指導方法や内容が大きく異なる事が予想される。行田市の教育法を統一する必要があるがどうか?

【市の答弁】

①実施種目については柔道4校、剣道が3校、柔道及び剣道の選択が1校となり年間指導計画で8時間から10時間の中で武道授業が実施されている。
授業内容としても安全面に配慮しつつ礼儀作法に重点を置いて指導している。
題点に関しては剣道の防具や柔道着の衛生面の課題がある学校もあった。
また怪我の報告については平成24年4月から25年3月までの間に医療処置を受けた者が4件あり、剣道における足の指の怪我1件、柔道における足の指の怪我2件、後頭部打った怪我が1件あり、いずれも大事には至らなかったが改めて学校へ怪我防止について指導を行った。
また柔道指導法研修会を開催し指導力の向上にも努めている。
今後の方針については引き続き安全に努めながらも礼儀作法などを重視した指導を行っていく。
②市内全小・中学校教員、児童生徒の保護者を対象にアンケートを実施した結果、体罰の報告はなかった。
また体罰を未然に防ぐために教員育成研修を開催を促すとともに指導を行っている。
③各学校を周り年間指導計画を実施するよう指導している。

【柿沼の考え】

私は、自身が武道をしていることもあり、成長期に武道から様々な事を学ぶ機会があった事に感謝しています。
近年、ゆとり教育の影響もあってか、他人と競争することも少なくなりがちな世の中で、武道教育は、練習やレッスンではなく、自身の行いを稽古によって磨くことが出来る。
また身体を鍛える為だけでなく、所作礼法、年長者を敬う心を育てる教育であり、日本の誇りある文化を伝えることができる武道教育は非常に重要と考えます。

環境行政について
1)「川のまるごとプロジェクト」をふまえた環境整備について

埼玉県は平成24年度から川の上流から下流までをまるごと再生する「川のまるごと再生プロジェクト」を開始しています。
このプロジェクトは①自然や親水機能の保全・創出②水辺の魅力創出・発信③水環境の改善(水質・水量)④川の浄水ムーブメントをポイントとし県内各地の河川周辺を再生していく事業です。
そのプロジェクトに行田市が提案した「忍川・さきたま調節池・酒巻導水路」の3河川が選ばれました。内容は護岸整備、河川に沿った遊歩道(サイクリングロード)や休憩スペースなどの整備などです。
しかし、このプランは3年間の期限付き事業に加え、市からのしっかりとした進行計画を提示していかなければ予算は出ません。そこで事業に関して市はどのような姿勢で取り組むのかについて質問しました。

【質問内容】

①事業の大まかな方針をお聞かせください。
②市も啓発のために河川周辺整備事業に予算を付けるべきでは?
③市報やHPなど情報発信を強化すべきでは?
④市民へのアンケート調査を実施して欲しいがどうか?
⑤事業終了後の長期的なプランはあるか。
⑥「行田市都市計画マスタープラン」の自然環境に関する内容と類似しているが、このプロジェクトをどう位置付けていくのか?

【市の答弁】

①②③史跡や観光資源などの地域資源を河川を利用し「点から線、線から面のまちづくり」を意識していく。
また意見交換等を行いながら特色ある事業として展開して行く。
④⑤事業と並行して地域住民や協力団体同士の横の連携強化を行い、事業終了後には市民の方と共に河川の美化活動を継続的に行えるように支援していきたい。
また観光協会やNPO法人等とも協力していく。
⑥長期的なプランである「都市計画マスタープラン」本事業の3年間について整備効果を検証の上見直し時に反映させていきたい。
【柿沼の考え】
「川のまるごと再生プロジェクト」に選ばれたことについては水と緑のまちを提唱する行田市にとって非常に喜ばしいことであり、市の水辺環境改善にまたとないチャンスです。
この機会に市民や地域を巻き込んだ「オール行田」の形で県と協力し合い、今後数十年先を見越した環境づくりを一気に進めていくべきです。
この事業は県の力添えもありながら行田市が主体となり水辺の環境を再生するという事業です。
しかし市民の中には県が主体となって事業が行われると誤解されているい方も少なくありません。
またこの事業自体、認識していない市民の方も多くいます。
私が議会で質問したことも「川のまるごと再生プロジェクト」が行田で行われるということを知っていただく機会になればと思ったからでもあります。
市民に幅広く事業のことを周知していただき「自分たちの地域の水辺再生は自分たちがやらなければならない」という意識を高めることで、このプロジェクト終了後も継続して市民中心の水辺環境の保全維持ができると考えています。
平成25年3月議会一般質問
大きな1番 教育行政について行田市食育推進計画策定後の経過と効果、また成果について
質問内容
問)食育推進計画の中に、食育に関しての項目があるが、行田市として学校教育における食育教育の具体的な取り組みや、成果はどうなっていますでしょうか?
答)食育に関しては学校教育に位置づけ実践している。各学校で食物に関する教育を行うよう指導している。東小学校でワクワクモーモースクールを実施して一定の効果をあげている。
食物アレルギーの危険性、調査と指導について
去年12月20日に東京都調布市の小学校で、食物アレルギーがある小学5年生の児童が学校給食終了後に亡くなるという事故が起きてしまいました。亡くなってしまった児童には、心よりご冥福をお祈りいたします。
この事故を受け、文部科学省は、教育委員会と各学校へ児童生徒の状況に応じた対応を要請しました。それを受け、
問)行田市はこの事故の問題をどうとらえましたでしょうか?
答)食物アレルギーの事故はどの学校にも起こりうる。痛ましい重大な事故と認識している。
問)対応と対策はどうとりましたでしょうか?
答)校長会において食物アレルギーの講習を行い、校長のリーダーシップのもと各学校の先生に周知を図った。
問)市内小中学校の食物アレルギーの調査把握はしていますでしょうか?
答)5/1日の調査で市内小中学校で何らかのアレルギーを持った児童は小学校で189名 中学校で123名
その中で手弁当を持ってきた児童は 小学校で4名 中学校で3名となっている。
問)今後の管理や指導はどのように行っていきますでしょうか?
答)各学校において校長指導の下、予防や研修に関しても準備を進めている。マニュアルに従って指導を続ける。
柿沼の考え
事故が起きてからでは遅い。しかも何らかのアレルギー反応を見て、薬物投与などの経験がない先生は、児童が大丈夫と言ってしまえば中々行動に移すのは難しいと考える。
今日アレルギー体質の児童が増えていく中で、先生は大変かと思いますが、しっかりとした知識と実践が必要と考えます。
今後もいつ起きるかわからない事故に対して万全を期す様に訴えかけていきます。
「弁当の日」実施について
「弁当の日」は2001年、香川県の滝宮小学校で当時の校長竹下和男先生が始めた取組で、徐々に全国に広がってきています。
竹下先生が提唱する「弁当の日」の3つの原則は
① 子どもだけで作る
② 小学校:5・6年生のみ、中学校:全学年
③ 10~2月の月1回、年5回というもので、
「弁当の日」に託した6つの夢として
① 「一家団欒の食事」が当たり前になる夢
② 食べ物の「命」をイメージできるようになる夢
③ 子どもたちの感性が磨かれる夢
④ 人に喜ばれることを快く思うようになる夢
⑤ 感謝の気持ちで物事を受けとめられるようになる夢
⑥ 世界をたしかな目で見つめられるようになる夢
であり、私も大いに共感するものであります。自分で作る事により、食材に含まれる成分など、食物アレルギー等の理解や自分自身で管理する能力も大幅に高まると考えます。
先日、自宅で小学生の息子に初めて料理を作らせたら、はじめは嫌がっていましたが、途中から目が輝き、楽しく作っていました。自分で作った料理はとても美味しかったらしく、勢いよく残さず食べていました。また、他の人が美味しいと食べるのを見て満足そうでした。普段当たり前に食卓に並ぶご飯も有難いと思える良い勉強にもなったし、家族の絆も深まりました。
全国に広がる「弁当の日」は現在全国で1150校、東日本で23都道府県344校が実施し、それぞれに成果を上げています。
また栃木県の宇都宮市では全93校が実施し、食に関して非常に高い関心があり、食育がいかに重要かを教育行政に取り入れていることが伺えます。
埼玉県でも徐々に増えて来ていて、42校の実施校があります。埼玉県議会でも数回にわたり取り上げられていて、23年の12月議会でも一般質問があり、前島教育長は、
『子ども自らが弁当を作る「弁当の日」は、「親子のふれあい」や「家族への感謝」という観点から、豊かな心を育む一つの取り組みと考える。
自ら弁当を作ることは、家族の愛情に気付いたり、感謝の気持ちを持つなど、今まで以上に家族の絆を結びつける取り組みとして、意義あることである。
そこで、これまで県では、各市町村における「弁当の日」の取り組みについて、平成19年度、22年度に「弁当の日実践事例集」としてまとめ、各市町村教育委員会へ配布し、取り組みが進むよう支援してきたところである。
その結果、子ども自らが作る「弁当の日」を実施している市町村は、昨年度、9市町でありましたが、今年度は、21市町増加し、30市町となりました。さらに、親子で作る「弁当の日」なども含めますと、県内40市町村で「弁当の日」の取り組みが行われております。こうした取り組みにより、家族や生産者への感謝と、動物や植物の命を頂くことから命の尊さへの理解が深まり、他者への思いやりの心が育まれるなどの効果が見られたという報告を受けております。「弁当の日」の実施に当たりましては、実施主体の市町村や各学校の実情を踏まえるとともに、保護者の理解を得ながら進めることが重要である。
県といたしましては、今後、「弁当の日」を提唱した竹下和男先生の講演を研修会等に取り入れることを検討してまいります。
また、食育を担当する教職員の各種研修会で、「弁当の日」の意義や効果を周知するとともに、実践事例を具体的に紹介するなど、各市町村における「弁当の日」の取り組みのさらなる普及に努めてまいります。』
と答弁しています。
行田市の議会でも平成21年の12月議会で他の議員が一般質問していますが、その後の「弁当の日」実施についてお聞きします。
問)行田市の教育委員会としては全国に広がる「弁当の日」をどうとらえていますでしょうか?
答)生きる力が食育を通して向上する事は理解している。
問)平成21年に議員の質問が出たあと現在まで、実施に向けての動きや、働きかけはありますでしょうか?
答)特に弁当の日を実施した学校は確認していないが、動きがあれば支援していく。
問)特に市内小中学校や保護者に情報発信を広報等でしてほしいがどうでしょうか?
答)校長会を通して情報提供をしていく。
問)今後市内小中学校で「弁当の日」を実施し、食育教育に取り入れる予定はありますか?
答)現在のところ予定は無い。
柿沼の考え
食育を伝える為にこんなに良い教材は無いと考えます。自分で作る事により、食への感謝は勿論の事、家族の絆も深まり、命を頂く事の大切さを親子で話すいい機会にも繋がります。
是非行田市では地域に先駆け実践して頂きたいと考えます。
大きな2番 エコタウン推進について(仮称)ソーラウェイ開発計画について
質問内容
行田市エコタウン構想に向け大きな一歩となった本計画。行田市のHPや、3月の市報行田にも大きく取り上げられ、市民の注目を集めている大規模太陽光(メガソーラ)発電事業です。行田浄水場に続き、行田エコタウンのシンボルとして社会科見学等、観光拠点にもなり、行田市だけでなく市外に向けても大いに寄与する非常に良い事業だと考えます。この土地は、古くから最終処分場であり、地盤も悪く、杭も打てない。また洪水時には水がたまってしまう為、中々別の用途を見いだせないでいたと認識しています。費用対効果の観点からも市が保有している大事な土地ではありますが、保有していると保全の為、毎年の除草作業や、点検等にも相当な維持管理費用が発生します。今回、大規模太陽光発電施設になる事で、経済効果もあり、環境にも非常に良い、市民にとってもプラスとなる土地の活用が実現出来た事は、評価するものであり、一市民としても非常に喜ばしい事です。
しかし、ただ喜んでいる訳にはいきません。計画実現に向けては様々な問題や障害があった事と思います。よく精査し、この実例を活かして他の施策に反映していくべきと考えます。
問)構想を立ち上げる以前から基本協定締結までの経緯は問題点も含めどのようなものがあったのでしょうか?
答)6社からのプロポーザル方式での入札、その後提案のあった2社からプレゼンを経て国際航業株式会社・JAG国際エナジー株式会社連合体と1/29日に締結に至った。
問)今後の計画の工程はどうなりますか?
答)事業者から関係団体や地元に説明会を開き、H25年度中に着工し、4か月の工期をもって発電事業を開始する。
問)予想される費用対効果はどのように考えていますか?
答)経済効果は、契約の20年間で9810万円 固定資産税は6650万円 また仮称ではあるが、行田ソーラーウェイと名前に「行田」を取り入れてもらう。
経済効果だけでなく、多くの地域からの社会科見学等、の整備も含め、社会貢献度も大きいと考えている。
柿沼の考え
こうした現実に市の財産を有効に活用した施策が実行されるのは市民にとっても非常に喜ばしい事です。実現に向けて努力なさってくださった方々には感謝します。事業成功向けてなお一層の努力が必要と想像しますが、こうした良い事例を基に、様々な立ち止まっている施策に挑戦していって欲しいと願います。
市特有の自然環境を活かした発電事業推進について質問します。
ソーラウェイ開発計画でもわかるように、市長もエコタウン実現に力を入れており、行田市議会でも何度となく取り上げられている自然エネルギー推進ですが、やはり、行田市は、自然を活かした発電事業をするうえで非常に恵まれた環境にあり、この自然を活かし、行田から日本、世界に向けて堂々と発信できる他市には無い強みがあり、今、この時期にもっと力を入れて推進していくべきと考えます。
先日、1月22日に行田市の経営者の方に紹介をして頂き、羽生の議員と一緒に栃木県岩舟町にある「ベルシオン」という画期的な風車を取り扱う会社に視察に行ってきました。この風車を考案した鈴木会長は、常識にとらわれることなく、10年以上の期間を費やし、失敗を恐れず、数えきれない実証実験を繰り返し、ベルシオン式風車(水車)をようやく実用化される段階までもっていきました。最近では、防衛省でも講演を依頼されていたり、テレビ番組でも特集され、東大の研究室との共同開発も決まり、徐々に実用化に向けて動き出してきていて、ようやく世間に認められてきました。ここで見た出来事は物理の定説、常識がまるっきり覆えるものでかなりの衝撃を受けました。
風力、水力発電の新たな可能性を強く感じました。また、見た瞬間、行田市の風土を活かした自然エネルギー発電にピッタリと直感しました。震災以降、特に日本のエネルギー政策について見直しが叫ばれる中、発電や送電の仕組みの抜本的見直しは急務です。電力の自由化を見据え行田市として他市にない環境を活かした自然エネルギー発電にはいち早く取り組んでいくべきと考えます。
水利権の問題もありますが、行田市は14.5キロの利根川と荒川を結ぶ武蔵水路があります。東京都民の飲み水でもある事から、24時間365日この流れが止まる事はありません。今までの水車は、落差が無いと発電出来ない仕組みのものがほとんどでしたが、底に固定する必要もなく、流れのみで大きく発電が可能です。音も無く、保守点検も簡単で金属ではない為、害も出ません。風も水流もある行田市では、こうした最先端の技術を活かして市内業者にも協力を仰ぎどこよりも早く、画期的な自然エネルギーを強力に推進すべきと考えます。太陽光・風力・水力をすべて利用して行田市は自然エネルギーのまちと他市、他県、全国に発信できる今が最大のチャンスと考えます。
問)行田市における太陽光以外の自然エネルギーの可能性についてどう考えておりますでしょうか?
答)行田エコタウン推進方針に基づき様々な可能性を考えている。勿論風力・水力も視野に入れて取り組んでいる。しかし、風力は音と低周波が、水力は落差が問題としてあり、技術の向上を待っている。
問)最先端の技術を取入れ、工事が進んでいる今こそ武蔵水路を活用した水力発電をするべきと考えますがいかがでしょうか?
答)様々な可能性を視野に入れ、水資源機構と協力し調査している。水資源に引き続き働きかける。
柿沼の考え
技術は日々進歩している。 行田市は自然エネルギーの宝庫ともいえる。また武蔵水路は東京都民の命を支える水源となっている為、水の流れが止まる事は無い。初めは街路灯からでも取り組んでいき、そこからエコのまち行田市のシンボルとして武蔵水路も市民に愛される施設になる事を切に願う。
大きな3番 市民の安全・安心について
秩父線「第4種踏切」の危険性について質問させて頂きます。
今年の1月18日に起きた 東行田№2踏切で市内小学校5年生の生徒が三両編成羽生行き上り電車にはねられて死亡するというとても痛ましい事故が発生してしまいました。秩父線事故に関してはこれまでも議会で他の議員から取り上げられてきましたが、それらの経緯も含めいくつか質問させて頂きます。まず初めに、亡くなられた男子児童には心よりご冥福をお祈り申し上げます。またご家族におかれましては心よりお悔み申し上げます。
私は亡くなられた児童の両親が中学校時代の同級生ということもあり、また自分の息子も同じ年代であるため、我が事としてこの事故を受け止めています。ご家族の気持ちを想うとやり切れない思いでいっぱいです。二度とこのような事故を起こさない為に事故現場の早期改善と、秩父線全線において遮断機も警報機もない第四種踏切を根絶するべきと考えております。
秩父鉄道の第4種踏切で起きた事故と経緯を簡単に振り返ってみますと、2008年以降、今回を含め事故が7件発生し4名が死亡していて、近年では平成20年9月27日に東行田№5踏切で自転車に乗った長野中学2年生の男子生徒が3両編成羽生行のぼり電車にはねられて死亡しています。また平成21年12月6日には同じ踏切付近の線路上で就学前の4歳の幼児がはねられ死亡しております。
この踏切に関しては、事故を受け、列車事故再発防止会議を開き、秩父線側に行田市内第四種踏切の安全対策について要望書を提出し、様々な対応を取ったと認識しています。しかし、地域住民の利便性からなかなかすぐに廃止するわけにもいかず、またそうかといって、遮断機警報機を設置すると、予算もかかり、維持費も秩父線が負担せねばならぬため、早期の解決には至らず、結局初めの事故から1年半経過した平成22年3月17日に国土交通大臣より「踏切保安設備を整備するべき踏切道」に指定され、秩父線との協議を進め、地域住民のアンケート調査を行い、周知をはかり、事故から2年と4カ月後の平成23年1月31日に踏切保安設備整備を完了しました。
何故こんなに時間がかかるのでしょうか?市民の命を守るという観点からも行政として秩父線への要望は勿論の事、地域住民への理解を求め、早期改善を何としてもしていかねばならないと考えます。
今回の事故をうけ、市長もすぐに対応し、各種報道でも1月末には秩父線側に廃止に向けた要望書を提出し、地域住民に理解を求めています。また市内に残るこの他、第四種踏切7カ所に関しても緊急点検や交通量調査を実施し、改善に向けて動いていると認識しています。
私も個人として何度も現地調査をし、役所を訪れヒアリングをしていく中で、行政側でとれる対応としては、これ以上ない踏み込んだ対応をしていることは理解しています。しかし現状、地域住民の合意を得られず、協議が立ち止まってしまっています。新聞報道で「遠回り嫌う住民が反発」とありますが、こうしている間にもいつ事故が起きるとも限りません。また反対に地元自治体から踏切を廃止しないで欲しいとの陳情書が正式に市と鉄道会社側に提出されたことも確認しております。とても悲しいですが、反対意見がある限り、廃止は実行に移せない現状があり、問題点として、行政側(行田市)としては、線路上は鉄道会社側の所有地であり、法律上は決定権が無い事があげられます。鉄道会社側としても遮断機設置には設置や維持に負担もかかり、厳しい財政状況からも全て遮断機設置とはいかない現状もあります。
踏切を改善する為(遮断機設置や廃止)の条件として
①地方自治体の合意がある事
②周辺地域住民の合意がある事
③その結果を、鉄道会社から国へ届け出し、認可される事
これらがそろえば、遮断機設置の費用の半分を国が持ってくれます。残り6分の2が地方自治体(行田市)6分の1が鉄道会社負担になる。
または、先に述べた東行田№5号踏切の様に、危険な踏切と国が直接指定した場合、鉄道会社は、第1種踏切(遮断機も警報機もある踏切)にするか、廃止の二択を迫られる。そこでようやくどちらかに決定するという事になりますが、前例をみても時間がかかりすぎます。やはり市民の安全・安心を守るという観点からも今回は早期に改善せねばならないと考えます。
秩父線全線にはまだ99か所、市内にも9カ所の第4種踏切が存在します。先にも述べましたが、予算上全ての第4種踏切を鉄道会社側だけで改善出来ない現状があると思われます。第一種踏切は維持費もかかり、鉄道会社が管理することになる。つまり、鉄道会社側からすれば、廃止の方向に持っていきたいのが本音なのでしょう。しかし、地域の利便性を無視する事が出来ない為、どうしても主体的に動くことが出来ないのではないかと推察します。
今回の事故から、私が認識しているここまでの動きとしては、18日の事故を受け、すぐに県警本部、行田署、行田市、鉄道会社と検証が行われ、検証としては、事故のあった東行田2号踏切は、見通しが非常に悪く、また道路までの幅も狭い。また線路との高低差も大きい為、遮断機設置は考えられない。よって廃止の方向しかないと市は結論を出しました。正しい判断だと思います。
しかし、地域の利便性や、秩父鉄道側の負担も考え、東行田駅西側の第4種踏切を第1種踏切にすることにより、利便性も確保しながら安全性を高めるという方針を打ち立て、2月6日に臨時に今回の事故に関係の深い長野地区の自治会関係者に集まってもらい、行政が説明会を開き地域住民には、この周辺300m以内には5か所の踏切があり、少し遠回りになるが、迂回できない訳ではないと理解を求めたと聞いています。
そこで多くの自治会が市の方針に同意したが、1自治会が利便性等を理由に反対意見を出し、全ての合意が得られない結果になった。踏切廃止には全ての地域住民の合意が必要なので、説得に回ったが、その場では反対意見しか出ずに、結果を出すことが出来なかった。非常に残念な結果ですが、議員としても一市民としてもこのまま放っておくわけにはいかないと考えます。
また市内に残る第四種踏切も同時に改善する必要があると考えます。民地が絡む特殊な場所もありますが、市内全ての第4種踏切に関してもこの機に改善すべきです。
問)1月18日に起きた事故をふまえ市はどのような対応をしたのでしょうか詳細をお聞かせください。
答)すぐに関係機関と検証を行い、市長も視察をした。すぐに防護柵を設置し、看板を立て、周辺市民に啓発活動を行った。秩父線側に市長から正式に踏切改善の要望書を提出した。
問)過去の事故をふまえ現在までの対策について詳細をお聞かせください。
答)過去に複数回第四種踏切では事故が起きてしまっている。対策会議を実施し、秩父鉄道側との協議も進め廃止や改善の検討を行っている。
問)ここまで危険な踏切と市長も認識し、多くの市民も理解する中、市内に残る第四種踏切の改善・廃止が進まない理由は何なのでしょうか?
答)第一種踏切にすると、設置費用の他に維持管理費用が掛かるので、鉄道会社側も出来れば負担を軽くしたい現状がある。また地域住民の合意が必要なことから、利便性の面で反対意見が出ている。丁寧な説明を行い、地域十院の理解を得ながら早期に改善を進めたい。
問)市内9カ所及び秩父線全線99カ所の第四種踏切に関して今後の対策や方針はありますでしょうか?
答)通学路に使われている第四種踏切もあり、市内に残る危険な個所も含め対策を講じていく。
柿沼の考え
私は、何度もヒアリングしましたし、自分自身でも署名活動含めこの問題は我が事としてとらえ、動いています。私は危険と認識しながらも再発しているところに問題があると感じています。今回の事故に関しても大切な命が奪われています。またいつ起こるかわからない状況を放置するわけにはいきません。早期の改善を求める上で、数パーセントの反対意見を尊重していたら話が進むわけがありません。他の対策が無いか秩父鉄道側とももっと協議し、とにかく早期の改善を実現してほしいと願います。
平成24年12月議会一般質問
渾身の一般質問
大きな1番 歴史的文化遺産を活用したまちづくりについて
①東照宮裏のお堀について
郵便局の移設などで埋められたお堀跡
質問内容
六月議会でも触れましたが、忍城址北側にある東照宮裏手の行田市に現存する数少ないお堀跡が郵便局の移設工事等とも関連していると思いますが、土の仮置きや、歩道の確保等により以前よりずいぶん小さな今や水たまり程度の状態になってこのままでは無くなってしまう心配があります。
今忍城址は「のぼうの城」の映画も好評な事から、多くの観光客が毎日のように訪れてくれています。
あの映画をみた観光客の方々は、毎回言いますが、「浮城」のイメージを持って行田市を訪れているはずです。
行政としては、歴史的文化遺産を保護する観点からも、このまま放置しておくことは市民の財産を守る上でも必要と考えます。
また都市計画マスタープランでも出ている「水と緑と歴史のまちプロジェクト」では「水と緑を身近に感じ、歴史の風格が漂うまち」や「古代からの歴史や自然と共存し、新たな活力の源として発展するまち」また「水と緑がおりなす、魅力ある景観の維持・保全」とスローガンをたて、本市の特徴である地形や豊富な水資源が生み出す風景、誇りある歴史を感じる風景が調和し、住む人にも訪れる人にも魅力ある景観形成を図ると示されています。これは行田市の未来を考える都市計画の中枢を担うべき重要な課題です。
問)東照宮裏手のお堀跡の所有権はどうなっていますか?
答)諏訪神社所有である
問)市ではこのまま放置して埋められた場合止める手段はありますか?
答)個人所有の土地であり法的に止める手段はないが、事前協議も無く工事を始め無い様注意していく
問)現存するお堀を歴史的文化遺産として保護する観点から市として何か対策は考えていますか?
答)注意深く観察し、注意を促していく、協議をもちお互い協力していく。
問)観光スポットとして将来的に整備等する計画などありますか?
答)今のところ計画は無い。
問)今までも開発でいくつものお堀が市街化していますが、忍城址に隣接し、目で見て分かる現存する最後のお堀は歴史的文化遺産として重要と考えていますか?
答)もちろん重要と考えている。以前から注意はしているが、今回は事前協議も無いまま堀が埋まってしまった。現状に復帰するよう指導する。
現存する忍城址のお堀別名{竜神の池}
柿沼の考え
この諏訪神社裏にあるお堀跡は、現存する忍城址最後のお堀である。
のぼうの城を見て我が行田市に訪れる観光客も浮城のイメージを持っているはず。
しっかりと所有者と話し合い、協力して観光スポットの一つとして今後後世に残る文化遺産としてしっかりと整備する必要があると考えます。
②石田堤周辺の整備・活用について
映画「のぼうの城」で脚光を浴びた石田堤
質問内容
先ほどの項目でも触れましたが、歴史と景観を保全するという観点から現在の石田堤周辺の整備が必要と考えます。
自然をそのままにしていくのはとても重要ですが、今まさに注目の石田堤ですので、訪れた観光客に少しでも良い印象を与えてまたこの場所に訪れたい、友達を誘ってみたいと思わせるようにするべきです。
これは言わずもがな行政や地域の方々の意見も同じくするところであると考えます。
しかし、一見 松など植林されていて綺麗に見える石田堤ですが、放置されている草地もあり、また道の反対側には、長年放置されっぱなしのどう見ても動かないであろう乗用車や軽トラック・ワゴン車が草むらの中に野晒しになっています。
これは所有権の問題もあると理解しますが、観光客が増えてきている中で、お出迎えの雰囲気を壊している一因です。
また、まちの美化や防犯の観点からもこのまま放置しておくことは市にとってもマイナスです。早期の撤去、環境整備が必要と考えます。
問)この堤は歴史的文化遺産として重要と考えていますが、石田堤周辺整備の今後の予定はありますか?
答)今後周辺の見直しもしながら、保存していきたい。
問)石田堤周辺の管理はどのようになっていますか?
答)埼玉県の指定遺跡となっている。基本的には県の管轄だが市は勿論周辺自治体の協力も得ながら管理していく。
問)道を挟んだ反対側の放置車両は今後どのようにお考えでしょうか?
答)個人所有のもので行政としては指導していく方針。ここも自治体が率先して動いてくれている。
石田堤の石碑の前で
柿沼の考え
石田堤は忍城水攻めの歴史的証拠として目で見てわかる非常に貴重な文化遺産です。のぼうの城のエンディングロールでも現在の堤の様子が映し出されています。観光客もパンフレット片手に訪れてくれています。
市の財産として次世代に繋がる様にしっかりと整備・保存して欲しいと思います。
また近くに生い茂った草地があったり、放置車両があると、見た目もそうですがポイ捨てタバコなどで火災の原因になる可能性もあります。早期の対処が必要と考えます。
まちの松被害について(寺社仏閣・石田堤等)
数百年の行田市の歴史を刻んだ誇り高き今は見られぬ松
松くい虫の被害で伐採され今は切り株に…
質問内容
3月議会でも触れましたが、行田市も松くい虫の被害が広がってきて、危機感を感じています。
太田地区の被害もありますが、今埼玉地区にその被害が拡がっています。
埼玉にある安楽寺には樹齢数百年の見事な松が被害に合い今はその誇らしい姿を見ることは出来ません。
その他にも、県道77号線の沿線にある松が数本被害にあって伐採したと聞いております。
この松くい虫は拡散も早く、広範囲で1本の松の木から約4キロ四方も飛んで被害を及ぼします。
しかも一度住みつき木が枯れ始めたらあとは伐採するしか方法が無い非常にやっかいな害虫です。
根の部分でおとなしくしている今の寒いうちの予防が必要です。
予防の方法も以前紹介したとおり一度処理を施せば数年の効果が期待できます。
予防処理には初期負担が必要ですが、個人の所有する松とはいえ、わがまちの数百年という歴史を刻んできた宝を守る観点から必要と考えます。
また石田堤にある松も被害にあい、これも数百年は経っていたであろう松を伐採しています。
私は現地の石田堤を視察した際、専門業者の方にも見てもらい確認すると現在被害にあっていない松に関しても間違いなく弱っていて今後被害にあう可能性は十分にあると言っていました。
加えて今ならまだ十分に間に合う、業者の立場からも立派な樹木を伐採するのは非常に心苦しい。予防をさせて欲しいとの声も頂きました。
害が及び切るしか方法が無くなる前に情報提供も含め自然保護の観点からも何らかの対策が必要と考えます。
問)市として松くい虫の調査はしているのでしょうか?
答)水城公園の松も含め約360本の市で保有している松に関しては目視による検査を行っている。
問)調査をしているならばどのような方法で行っていますか?
答)現地に行って目視の検査・調査をしている。今のところ被害は出ていない。
問)この被害は拡散するという観点からも対象はどうなっていますか?
答)松くい虫の被害が懸念される市保有の松に関しては薬剤の注射などの措置を行っている。
問)市内での被害状況は把握しているでしょうか?
答)太田地区に始まり現在は埼玉地区に被害が出ているが大きな拡散はしていないと把握している。
問)今後収束に向けて市として何らかの対策は考えていますか?
答)民間所有の松も含め、注意勧告・情報発信を促し、個人所有の松に関しては自主的に対処して頂くように繰り返し市報などを通じて発信する。
石田堤の松も被害にあっています。
柿沼の考え
この松被害は面で考えて対策を施さないと被害の広がりを抑える事が出来ない。数百年の行田市の歴史を刻んだ松を伐採するのは何としても止めねばならない。
薬剤処理をすれば数年にわたり効果が期待されることから、注意勧告・情報発信も含めいたちごっこにならぬよう面で徹底的に拡散防止対策をする必要がある。
薬剤が高価であることから、市の補助なども視野に入れて対策して欲しいと考えます。
大きな2番 観光行政について
①古墳や鉄剣の活用は?
目指せ!世界遺産!!行田市の誇る古墳群です
大小さまざまな古墳があります。ニニギン・コノハチャンも人気です。
質問内容
今、映画「のぼうの城」が好評で市内には観光客が増え誠に喜ばしい限りです。訪れた観光客はガイドブックを片手に我がまちの散策を楽しんでくださっています。
中でも映画中でも紹介があったかつての名将上杉謙信も陣を張り、石田光成が忍城水攻めの際に本陣を設営した丸墓山古墳には壮大なスケールとそこから一望できる忍城址を見下ろし、映画を追体験すべく多くの観光客が訪れています。
また古墳を訪れた方々は道に面した「目指せ!世界遺産!!」の大きな看板を目にし、「さきたま史跡の博物館」に寄って行かれます。
私も市外から訪問された方をご案内する時は必ずここを紹介します。館内に入ると、数々の国宝が展示してあり、特に有名な115文字の金錯銘鉄剣を目にすると皆驚嘆し、行田市を尊敬してくれます。
のぼうの城の時代よりはるか古代6世紀後半における壮大なロマンが詰まっており、この時代にあっても行田市は文化の中心を担っていたことがうかがい知れます。
また横穴式石室から馬冑や旗さし金具をはじめ、太刀、馬具など様々な副葬品が出土された将軍山古墳では日本で唯一横穴式石室を古墳の中から見学できる施設もあり、墳丘には当時を追体験できるように埴輪が設置されていてここでしか見られない素晴らしい施設になっています。
また記憶も新しい平成24年に行田市の隣町である妻沼聖天山の本殿である「歓喜院聖天堂」が国宝に指定されました。
ホームページから少し紹介しますと、歓喜院聖天堂は、1735から10年掛けて、建立されました。
日光東照宮の創建から百年あまり後、装飾建築の成熟期となった時代に、棟梁の統率の下、東照宮の修復にも参加した職人たちによって、優れた技術が惜しみなくつぎ込まれた聖天堂は、「江戸時代建築の分水嶺」とも評価され、江戸後期装飾建築の代表例です。
この国宝指定は、本県の建造物として初の栄誉であり、昭和25年の文化財保護法の制定以降、熊谷市においては初めての国宝指定となります。
妻沼聖天山は日本三大聖天のうちの一つに数えられる名刹です。埼玉日光という別名もあり、本殿外壁の彫刻は豪壮華麗です。
境内には数々の美しい建築物が点在しています。また、古来より縁結びの神様として厚い信仰を集めています。
当地に注目が集まっている今、この国宝繋がりも非常に良い観光アピールになると思います。
また長野県善光寺のお戒壇巡りをご存じと思いますが、紹介しますと、お戒壇巡りとは、瑠璃壇床下の真っ暗な回廊を巡り、中程に懸かる「極楽の錠前」に触れることで、錠前の真上におられる秘仏の御本尊様と結縁を果たし、往生の際にお迎えに来ていただけるという約束をいただく道場です。
このように一工夫加えることで、御利益があるとして多くの参拝客が訪れる仕掛けなども講じたらよいのではないでしょうか?
行田市でものぼうの城にかけて「落ちないお守り」等は非常に良いアイデアで人気も非常にあったと記憶しています。
こうした様々な歴史文化遺産が集中しているわがまちの特色をもっと生かして、一過性のものではなく子子孫孫まで受け継がれる歴史文化施設の環境整備が必要と考えます。
問)古墳や鉄剣をもっと生かす施策は考えていますか?
答)行田火祭りなど10万人の来訪者が記録された。秋祭りには行田市特有の物産を販売しPRに努めている。
問)国宝繋がりの観光を考えていますか?
答)熊谷市と協力し国宝繋がりの観光ツアーを計画中である。
問)古墳や鉄剣を使い一工夫加え、観光アピールするような施策は考えていますか
答)11月11日に行われた駅からハイキングコースとして活用するなど今後一過性にならない施策を考えている。農業、商工業者の協力を得て体験型の施策を施し、滞在時間の延長を考えている。
行田市の誇る国宝115文字「金錯銘鉄剣」
お隣熊谷市の国宝「聖天山歓喜院聖天堂」
柿沼の考え
行田市は調べれば調べるほど他市に無い無限の観光資源や歴史的文化遺産がある。今は映画「のぼうの城」で来訪者が急増しているが、一過性にならない施策が必要である。
115文字の国宝鉄剣や古墳群をこれからいかに活かしていくかが行田市の観光行政の最重要課題であると考えます。
点在している観光地を面で活かせるような施策を市民の意見や協力を求めオール行田で行っていくべきと考えます。
②市民プール駐車場・産業文化会館前の駐車場の活用は?
ぎりぎり停めても白線から出てしまう。しょうがないですよね…
質問内容
現在観光客で休日などは賑わってきていますが、車を止めるスペースが少ないのも気になります。
各所無料駐車場を開放していますが、忍城址を中心に観光したい方々が多い中、市民プール駐車場や、産業文化会館前の駐車場の管理、整備がお出迎えの対策としては重要と考えます。
また可能であるなら、忍城址から水城公園にかけての芝生広場などに休憩所や、常設の観光案内所また、ちょっとしたお土産品などを購入できるスペースなど確保してはいかがでしょうか?
問)市民プール駐車場には、平日に同じ車が長時間にわたり、毎日おかれていると苦情を受けたことがあります。基本的に、市民の皆様や、観光でわがまちに訪れた方々が、気持ちよく利用できるようにするべきで、毎日同じ人が長時間止めることは好ましい事ではありません。取り締まりや管理はどうなっていますか?
答)市民プール前駐車場は市で管理している。基本的には利用者のマナーやモラルに任せているが、不定期に駐車車両のナンバーの確認を行い不正駐車に関しては注意勧告し、ひどい場合は車両にチラシの差し込みをしている。
問)休日等、芝生広場に仮設の休憩場や、案内所・お土産の出店など可能ですか?また有効利用は考えていますか?
答)基本的に自由広場として考えている。店の出店などは忍城址などで積極的に行い、市民が自由に使えるオープンスペースとして利用していく。
問)産業文化会館前駐車場に関して、やはり同じ車が常時駐車している現状を目にします。管理はどうなっていますか?またここの枠(白線間)が非常に狭く、普通車や、少し大きなバンタイプの車、高級車などは枠をはみ出して停めなくてはならず、このように1台で2台分のスペースに駐車し非常に効率が悪いと考えます。是正するよていはありますか?
答)産業文化会館前の駐車場は行田市産業文化いきいき財団の管理になっている。平成22年3月に白線を引きなおした。四角のスペースの白線間は2.2mで大きな車は置き難い。斜めの白線間は2.6mと比較的余裕が出来る為、大型車両については斜めの注射スペースを利用して頂くように案内板の設置を行う。
三台分のスペースで二台駐車。これも仕方ないですね…
柿沼の考え
行田市を家族で訪れてくれる方々は移動に自家用車を使用する方も多いと感じます。訪れてくれた方々にまた行田市にきたいと思って帰って頂けるように使用する方々の立場に立ったおもてなしの施策が必要と考えます。
平成24年9月議会報告
議案に対する質疑
①問)健康作り推進費 禁煙チャレンジ応援プラン助成金500,000円について
県内初の取り組みであるが市内喫煙者をどの程度予測し、効果をどの程度見込んでいるのか?
①答)市内成人者数71507人の成人の喫煙率19.5%として14000人弱と見込めるが、値段の高騰からさらに少ない喫煙者数になると予測される。
禁煙による各種病気発症のリスクが少なくなる他、喫煙しない人えの副流煙の抑制にもつながり、健康被害にも効果が表れると予想される。長期的に見ても健康面から医療費の抑制に繋がる。
50万円という事で上限1万円なので50人に対する補助ですが、結果を検証し、今後継続は考えていく。
柿沼の考え
禁煙は健康促進の為にも良い事である。たばこ税などの税収減も言われているが、相対的に見て医療費削減の効果の方がはるかに効果があると考えます。引き続き継続して支援をお願いしたい。
②問)公園維持管理費 27,531,000減額 総合公園プールについて
再開の予定と、再開した時にかかる費用はどの程度か?
②答)管理委託事業費や設備費、椅子やテーブルなどの消耗品費、チケット販売機賃借料、パンフレット作成などの経費を合わせて46,530,000円
収入は入場料やロッカー使用料など合わせて23,999,000円差引 マイナス27,531,000円になる(つまり開催すればこれだけの赤字になる)
ろ過装置等プールサイドの改修などにかかる費用は約500万円である。
福島第一原子力発電所の事故による電力不足から、国の節電要請もあり、今年度は断念した。
電力事情が好転しない限り再開は難しいと考える。今後も電力事情を注視して再開の検討を図っていく。
柿沼の考え
総合公園プールは市民の皆様が再開を熱望する声が多く聞こえる。私はこの答弁を聞きやはり、電力によるものよりは、予算が毎年2700万円も赤字を出してしまう事に問題があると考える。
通年で利用できるような知恵を出し合い、黒字に転じる様な施策が再開には必要不可欠であると考えます。
③問)生活保護扶助費 181,951,000円について
国の事業であるが、増え続ける生活保護扶助費について市も三分の一の負担がある。各地で起こっている不正受給も問題になっていることから、このままにしていく事は出来ないと考えるが、増えた内容と今後の対応策は?
③答)H22とH23年で比べて16世帯25人の受給者が増加になった。多い時期で17%近く増大したのが大きな原因である。また医療扶助費では前年度比22%増。1億1千万以上大きく増加した。
対処としては、申すまでもなく、国民の最低生活を保障するセーフティーネットの役割を果たしているので的確な判断が必要。自立を促し、支援をしていく。受給者にも理解して頂く。職業訓練・住宅確保・協力支援の3つの面から包括的に生活保護受給者の支援をしていく。市としても職員を増やし、窓口相談も充実させて対応していく。
柿沼の考え
生活保護は、国が先頭に立って考えていかねばならない問題であるが、市としてもこのまま増え続けると財政が圧迫されるのは明白である。支援も重要であるが、施策に対しての効果を見極め、認定基準や、支給方法など根本的な部分を条例などで追加し、本当に保護を必要としている人だけに行き渡るようにしていかねばならないと考えます。
ここから一般質問
今回は大きく二つ教育(いじめ問題)と環境整備について質問しました。
大きな1番 いじめ・不登校・非行について
質問内容
①他市の事件ではありますが昨年10月大津市で、同級生からいじめを受けていた市立中学2年の男子生徒=当時(13)=が自殺した問題が、国民的な注目を集めています。亡くなった男子生徒のご冥福をお祈りするとともに、ご両親には心からお悔やみを申し上げます。
各種報道を見て、自殺の練習をさせるなど、絶対に許してはならない過酷ないじめの実態に怒りを覚えます。事件発覚当初、学校や教育委員会が適切な対応を取らず、隠蔽するような姿勢を見せていた事に関しても責任のなさを感じずにはいられません。
滋賀県警も捜査に入っていますが、市教育委員会は後になって世論が高まり、隠蔽しきれない事を悟っていじめに合っていた事を認め、自殺の練習をさせられていたとか、教師も見て見ぬふりをしていたとか、教師も一緒に笑っていたなどという生徒へのアンケート調査を公表しました。
こうした背景には、事務化しすぎた教育委員制度そのものにも問題があると私は感じます。学校を所管するのは教育委員会であり、高い見地、広い視野から教育行政をコントロールする仕組みですが、常勤は教育長だけで、他の委員は非常勤となっている。結果、教育長をトップとする事務局が教育委員会を仕切っている自治体が多く、また事務局は、現場である学校の出向者が大半で、「現場をかばう傾向が強い」という報道も一理あると感じます。
教育委員会はまさにその市の教育方針を決める最高決定機関です。委員の方々にはそれぞれ重大な責任があり、大津市の問題に関しても、教育長ばかりがメディアに取りざたされていましたが、本来ならば、教育委員の代表である教育委員長が責任を持って適切な行動をするべきで、教育委員も責任と自覚をもって市教育委員会がしっかりと対応するべきであったと考えます。
約60年ぶりに改正された教育基本法では、教育の目標に「豊かな情操と道徳心を培う」とあります。道徳教育として、いじめがいかに卑劣な行為か、学校や家庭で教えていくように指導徹底していかねばならないと感じます。
いじめというものは決して無くなる事は無いでしょう。いじめはどの子にもどの学校でも起こり得るものである。県のいじめに関する実態調査において「いじめ被害経験があるか、加害経験がある」と回答した児童は半数以上の54.9%を占めている。一番恐ろしいのは、いじめはいけない事だからあってはならないと我々大人たちが事実から目をそむけ、見て見ぬふりをしてしまい、気付いてあげられない事だと思います。命までをも脅かすような卑劣ないじめは決して許してはならない。家庭・学校・行政・地域社会全体でアンテナをしっかりと張り、子供が自ら命を絶つような悲劇が起きる前に食い止める対策が必要であると感じます。一つの方法としては、いじめを続けていた生徒や、放置・助長した教員に対して、厳正な処分というものも必要になってくると考えます。
県の調査では
「どのようにいじめたか(受けたか)」
①悪口56.1%②仲間外れ37.6%③ひやかしからかい33.6%④無視21.2%⑤暴力14.4%と原因の大部分を占める悪口やからかいなど、初めは軽い気持ちで気付かずにいじめに繋がってしまっている。ここで周囲の大人がアンテナを張り、早期発見できれば十分に防げる可能性が高いと言える。
「いじめを受けた時どうするか誰に相談するか?」では
我慢してしまう子供が多くいる。我慢したが54.3%
学年が進むにしたがって誰にも相談できない子供が増える。この状態に陥るのが一番危険である。
しかし、いじめられたら誰に相談するのか?と聞かれたら、誰にも相談しないは、25.5%小学校では家族に相談するが最も多く、中高生では友達に相談するが半数を超えている。つまり、誰かしらが気づき、話を聞いてあげる事さえできれば、未然に対処できる可能性は十分にあると考えます。
そこで、教育長に伺います。今回の事件は他市の出来事でありますが、どう受け止められましたでしょうか。また、この問題をふまえどう取り組まれていくのでしょうか。
市の答弁
いじめは人間の尊厳にかかわる事で決して許してはならない。 命を失う児童が出た事は痛恨の極みである。
いじめはどの学校でもどの子にも起こりうることである事を改めて感じた。危機感を持って対処していく必要がある。早期対応が需要。道徳や人権教育をとおした「心の教育」を推進する。
地域社会にも見守ってくれる体制があるという事を伝えていく。大津市の問題に関しては、いじめを認識していたのにも関わらず、対応が遅れたことが最大の問題点であると認識している。
教育に係る全ての人間が、職責を認識し地道にいじめを解決していく決意を新たにする必要がある。校長会でもいじめの早期発見対応を強く訴えた。これまで以上に注意して対応していく。
柿沼の考え
いじめは誰にでも起こりうる問題で気が付かないうちに被害者や加害者になってしまうケースが多いと感じる。子供達が命を自ら絶ってしまうような卑劣で複雑ないじめになる前に、先生はもちろんのことしの教育委員会や地域住民がしっかりとアンテナを張って子供達を見守る体制にしていく必要がある。
まずは県の調査の結果から見ても家庭環境の問題から不登校・非行・いじめに繋がっているケースが多い。家族はもちろんのこと一地域の大人として子供達との接し方を学ぶ必要があると考える。
子供達もどこかで誰かが見てくれていれば、これ以上はいけないと気が付くはずである。
昔から言われている自分がされて嫌なことをしない・させない。当たり前の教育を繰り返し行う必要があると感じます。
質問内容
②いじめはなかなか表面に出て来ませんが、不登校や、非行調査からも対策は立てられます。現在の各小中学校の実態の把握はどうなっているのでしょうか?
市の答弁
いじめは中々表面に現れず、発見するのが難しいが、教師による日々の観察や定期的なアンケート調査を実施し、教育相談をすぐできる対応をしている。組織的に対応する事を心掛ける。情報交換を密にして連絡・報告・相談をしっかりとやって早期発見に努める。全中学校に配置しているさわやか相談員や、ボランティア相談員、スクールカウンセラーの活動報告からも情報を集め実態の把握に努めている。
柿沼の考え
いじめ問題はやはり早期発見と、実態の把握、組織的な対応が必要不可欠であると考える。大津市の様にいじめ発覚後も見て見ぬふりをするような教師や教育委員会では子供達を悩みから救う事は出来ないと考える。教育に携わる人は自覚と責任を持って、職務怠慢の場合は、厳正な処分もあるという危機感が必要ではないかと考える。
組織的な対策として、教師のグループ化はもとより、警察や、救急との連携も強化する必要があると考えます。
質問内容
③このような問題に対し、県の相談窓口や、本市でも民生委員の配置、適応指導教室の設置等、いろいろと対策を立て、取り組まれてきていますが市の教育委員会として、大津市の事件もふまえ一歩踏み込んだ取り組みなどあれば対策をお聞かせください。
市の答弁
特別な相談員の派遣の取り組み、市の教育研修センターが県の施設内に設置されているが、案内が不十分という観点に立ち、改めて各学校に周知する事を決定した。今議会に予算計上した市内のいじめなどの相談窓口や連絡先が記載されているクリアファイルを全生徒に配布する予定である。電話以外にメールでも相談できるように強化していく。
昨年度より行い効果があるとされているアンケート調査ハイパーQUをさらに充実し活用していく。
柿沼の考え
全国や県内各地で様々な取り組みが行われているが、抜本的な解決に繋がっていない為に今回の様な悲惨な事件が発生しているのだと思う。そういった観点から、国や県の方針に載るだけでなく市独自の対策の強化が期待される。行田市は絶対にいじめを許さないし見逃さない。安心して学校生活を送れるんだという施策を行ってほしい。
質問内容
④昭和41年に行田市教育相談所を設け、その後平成7年に開設され実績を上げている、行田市適応指導教室「ウィズ」では行田市の小・中学生のうち、学校に行きたくても行くことのできない不登校傾向の子どもたちに対し、教育を受ける機会と場を保障し、学校復帰を支援しています。「ウィズ」の現況と効果・実績、今後の方針をお聞かせください。
市の答弁
様々な問題で中々普通に通学できない生徒を支援するために作られた。小さなステップから徐々に悩みを解決できるようにしている。個別指導から集団指導に徐々にシフトし、社会的自立を促し通常通学に繋げている。
開設から17年間でのべ408名の生徒が通学しその多くは自分の望んだ進路に進んでいる。昨年度は83%の生徒が希望した学校に進学している。徐々に割合は増えてきている。
柿沼の考え
このような広く扉を開けて、尚且つ実績も出している素晴らしい事業は今後も続けていって欲しい。その場しのぎの卒業する時までだけでなく、進学・就職してからも心のケアや支援体制の強化をしていって欲しい。
同じ悩みを抱えていたウイズの卒業生が成長して、こうした経験を活かし活躍できる場を市が提供できるような方向に持っていけたらもっと広がりが出てくると感じる。

大きな2番 景観を考慮した行田市駅周辺の整備について
質問内容
①行田市駅北側ロータリーの整備についてお尋ねします。平成3年に都市計画に基づき市が改修工事をしてから21年が経過して劣化が進んでいます。
今、映画「のぼうの城」の影響もあり観光客も増えていると聞いております。行田市駅南側には、のぼりなど、お出迎えの雰囲気も出てきていると感じます。しかし反対北口のロータリーを見ますと、雑草は伸びていますし、ベンチは劣化が進み、噴水に至っては藻が何層にも生え、夏の時期には悪臭が発生することもあります。また駅階段を下りると目の前に駐輪場があり、お出迎えの雰囲気はなく、乱雑に見えてしまいます。今後乗降客も増えると予想される事から、例えば、自転車置き場の前に「のぼうの城」の看板や、地図・案内板の設置をしてみたらどうでしょうか?また噴水も活かすなら活かす。ダメなら撤去をするなど、ロータリー周辺の全体の整備は誰がどのように進めていくのかお聞かせください。
市の答弁
噴水やベンチなどの維持管理、樹木の選定などは、市が定期的に行っている。清掃については里親制度により地元業者が月に2回実施している。駐輪場に関しては世紀係員を配置し市民の皆様に気持ち良く利用して頂けるように管理している。自転車置き場への看板の設置などは、防犯上適切な管理が出来なくなる為、目隠しになるような看板等は設置する予定は無い。
柿沼の考え
忍城址の最寄駅でもある行田の顔、駅北口は忍川も近いことから「浮城の行田・水と緑のまち行田」としてはもっと他にアピール出来るようにする必要があると感じます。訪れた観光客も地域に住む住民にも憩いの場となるような環境を整え、忍川に足を運んでもらえるように特に噴水などは綺麗にしておく必要があると感じます。
質問内容
②行田市駅北側を流れる忍川の環境整備についてお尋ねします。
ロータリー正面の橋の東側は毎年灯篭流しも行う事から、護岸の整備も進められて、当日は多くの人でにぎわい川に浮かぶ灯篭の明かりが綺麗に漂います。しかし反対西側を見てみますと葦が生い茂り整備が行き届いていません。ここだけの問題ではなく、忍川全体に言える事ですが毎年夏から秋にかけて葦やガマの穂が大量に育ち冬に水面から出ている部分だけをある程度刈り取るという堂々巡りをしていますが、これではいつまでたっても根本的な解決に繋がりません。県の管理ではありますが、我がまちの中心部を流れる河川として清流を取り戻せるような施策はあるのでしょうか?
市の答弁
忍川は、市内を流れる全長11.42㎞の一級河川で埼玉県が管理している。河川として清流を取り戻せるような施策についてですが、6月に柿沼議員から葦やがまの除去の要望を受け、埼玉県に伝えたところ行田税務署南の平成橋から秩父鉄道の鉄橋付近までの刈り取りを九月中に実施するとの事でした。議員ご指摘の市駅北口の橋から西側の整備についても県は早急に現地確認して刈り取りが必要であれば対応していくとの事でした。
刈り取りの場合はすぐに繁茂するために経済効果も考慮し、根からの除去も併せて検討したいとの事でした。忍川の清掃については引き続き要望していきたい。
柿沼の考え
この問題は一部ではなく忍川全体に言える事だと思います。毎年草の刈り取りは行ってくれていますが、すぐに繁茂しまた同じ状況になっています。儀がはえると上流からのゴミが引っ掛かってたまり汚染の原因に繋がっています。根本的に解決していかなければならないと感じます。行政と地域住民が一緒になって忍川の美化に努める必要があると考えます。
質問内容
③今年の7月7日に、行田市民大学の環境部が中心となり、とふるさと創生倶楽部、さくらロータリークラブの方々と行田市駅北口付近の忍川で水と触れ合う環境創りを考える会に参加してきました。当日は行田市の様々な場所の水質検査をして忍川は水質も悪くない事がわかりました。その後ボートを浮かべ、4名ずつに分かれて水と周辺の環境と親しみました。私も、小学3年生の息子と一緒に参加させて頂きましたが、自分の住んでいる近くで自然と触れ合いながら遊ぶことが出来、息子も非常に喜び良い経験になったと感じています。映画「のぼうの城」の影響で観光客が増える中、「浮城」をイメージした水に親しめるような取り組みをしてはどうでしょうか?行田市は「水と緑のまち」をアピールしています。そのようなことからも「浮城」を想像させるような施策はあるのでしょうか?
市の答弁
今年度埼玉県が実施している川のまるごと再生プロジェクトに応募した。市町村が再生したい川の資料をまとめプレゼンテーションを経て県が採択決定する事になっている。結果は来年三月末に発表されることになっている。行田市の提案は忍川・旧忍川・坂巻導水路の3つの河川を再生し街のにぎわい創出につなげる内容になっている。採択されれば平成25年からの三か年で護岸の整備など機能も充実する事になる。このためボート遊びを含めたイベントの開催も可能になると考えます。忍川は水と緑に囲まれた市民の憩いの場であり、今後も整備や活用について検討するとともに維持管理に努めていきたいと考える。
柿沼の考え
市の考えは市民の気持ちを充分に理解してくれていると感じました。是非ともこの川のまるごと再生プロジェクトに採択されることを切望します。清流を取り戻し地域の方々の憩いの場を創出できるよう市民と力を合わせて維持管理に努めていきたいと考えます。
質問内容
④映画「のぼうの城」も公開直前になり8月28日の埼玉新聞にも大きく取り上げられ工藤市長もこの映画「のぼうの城」はまちおこしのターニングポイントと大いに期待を寄せています。その施策の中で秩父線車両へのラッピングや「駅からハイキング」などの秩父線を活用した観光政策を実施しています。映画公開にあたり、忍城址の最寄駅である行田市駅でのお出迎えの対策は?特に北口 ロータリーが閑散としていますが、公開時が秋という事もあり、イルミネーションなどで雰囲気を演出すれば観光客の注目も集まると思いますが、そのようなお出迎えの取り組みの考えはあるのでしょうか?
市の答弁
駅の北口は住宅街にあり落ち着いた雰囲気のある街並みになっている。その為北口の整備に関しては住民の声を聞き取り景観などに配慮した 整備が必要になっている。つきましたはお出迎えの施策としてイルミネーションなどの施策は今のところ考えていません。
柿沼の考え
11/2に公開される「のぼうの城」公開にあたり観光客に目で見て楽しめる様な雰囲気作りが必要だと考えます。今後の施策を期待します。
平成24年6月議会報告
議員になって2年目、誠会となって初めての議会を迎え一般質問をしました。
今回の質問内容は大きく2つ
1.新しい教育基本法と教育再生について
2.環境・まちづくりについて
です。
1つ目の教育については、今年度より教育長が丸山教育長から中村教育長に変わったことで、今後の教育委員会としての姿勢や方針がどういうものになるのかという事を質問しました。
①「行田市としての教育の目的は?」
{質問内容}文部科学省が掲げる教育の目的 教育基本法第1章 第1条では 教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。とあるが忍藩の藩校「進修館」にみられるように、行田市は古くから教育熱心な土地柄であり、行田市独自の教育の目的とは具体的にどのようなものか?
{市の答弁}戦後半世紀ぶりに改正された教育基本法の精神にのっとり、特に個人の尊厳など普遍的な理念を大切に知・徳・体の調和のとれた育成を目指す。伝統と文化を大切にし、国際社会に貢献できる教育を進める。教育委員会としても、自立・共創・挑戦を軸に人に繋ぐ未来に繋ぐ、歴史と文化を大切にする学びのまち行田を目指す。
{柿沼の考え}今の民主党の様に理念なき政策は形になることがありません。市の教育機関の最高責任者として、しっかりとした理念を持ち、組織をまとめ正しい方向に牽引し、行田市の持てる貴重な歴史文化をしっかりと子供達につたえて徳育教育を進めてほしいと考えます。
②行田市としての教育の目標は?
{質問内容}文部科学省が掲げる教育の目標 教育基本法第1章 第2条では 教育は、その目的を実現するため、学問の自由を尊重しつつ、次に掲げる目標を達成するよう行われるものとするとある。その中で一項に「真理を求める態度を養い、豊かな情操と道徳心を培うとともに、健やかな身体を養うこと」とある。これは学習指導要領にある「道徳教育の充実」「伝統や文化に関する教育の充実」として今年度から実施されている中学校における武道必修化に重要な役割があると考える。
3月議会でも質問していますが、行田市独自の武道教育に対する取組は郷土愛を育むうえでも必要と考えますが、具体的な方針などあるのでしょうか?また実施から3カ月がたち、各学校での反応や問題点などありましたらお聞かせください。
{市の答弁}武道教育に関して柔道などの専門家を呼び指導を受け、危険な技の禁止など指導計画を各学校に示した。また武道教育の中で技術の習得だけではなく、礼節を重んじる心の教育を大切にしていく。体育教師を対象にした研修会も行う。内容は事故防止研修と技術研修をする。今後も研修などを通して武道教育への対応をしていく。
{柿沼の考え}私は再三言っていますが、限られた教育時限数の中で、武道の技術を習得するのは難しいと考えます。しかも答弁の中で危険技の禁止などを盛り込んだ指導を行うとありますが、基本的に武道というものはしっかりとした知識と経験が無いと、どの技も危険と考えるのが普通です。つまり、危険な技をしっかりと認識させ、心を鍛えてどうコントーロールするのかというところを教えないとかえって、危険になります。子供達(特に男の子)は強さにあこがれがあります。経験の浅い指導員が安易な技を子供達に教える事に私は不安を抱いています。外部指導者の活用も含め、武道の所作や礼節を重んじる心の教育を基本方針にして、しっかりと進めてほしいと考えます。
{質問内容}三項では 「正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画し、その発展に寄与する態度を養うこと」とある。
私は男女平等に関してもちろん賛成でありますが、全て同じく扱うのではなく、男尊女尊でいくべきと考えます。つまり男性と女性にはそれぞれに性別上の個性があります。部分的には男の子には男の子の教育があってしかり、女の子には女の子の教育があるのが自然です。その中で現在 小学校では男女共に ○○さんで読んでいる学校がほとんどで(太田東小は両方)あり、名簿も私たちの時代とは異なり、男女混合の五十音順になっています。そこでお聞きしますが、こうした対策はどこからの指導なのでしょうか?また市の教育委員会としてはどのような効果があると考えているのでしょうか?
{市の答弁}平成12年の埼玉県 男女共同参画条例をうけ、13年度より行田市内全ての小中学校で男女混合名簿を導入した。さん付けも各学校の判断に任せており、現時点ではこれと言って問題は出ておらず、定着してきている。
{柿沼の考え}私も現在小学校3年生の男子がおり、学校現場にも伺いますが、「○○さん」と子供達が呼ばれることに、どうしても違和感を感じてしまいます。特に低学年児童においては、幼稚園や保育園で先生方に「○○ちゃん」や「○○くん」または、愛称で呼ばれ、先生と児童の距離が近くに感じていたはずです。ところが、小学校に上がった途端、社会的に「○○さん」と呼ばれ、私は心に壁を感じてしまうのではないかと思います。しかも中学や高校になるとこの呼び方をしない方針の学校も出てきて、自由に児童を呼び始めます。私は、まだまだ学業を進める中で友達や先生との心の繋がりを学ぶべき小学生に社会的な呼び方を指導して、もうすぐ社会に出るであろう高校生には特別指導していかないのでは、意味が無いのでは?とどうしても感じてしまいます。学校の判断に任せるではなく、意味のない、効果のないものであるのならば、市の教育委員会がリーダーシップをとり、指導していく必要があるのではないかと考えます。もちろん男女は平等であるべきですが、全ての事柄において同じくしようとする方が、無理があり、子供達に負担をかける結果にならないか危惧しています。感性が高い子供の頃に人と接する際の暖かい気持ちを伝える方が、低学年に社会的な指導をするより大事ではないかと感じます。このような事例が進みエスカレートすると、競争させない教育や、平等のいきすぎで、男女を同じ教室で着替えさせたり、ひどい事例ではトイレも一緒という指導をする学校もあったと聞きます。これはひどい例ですが、男女平等の前に人格の尊厳を無視した指導になる恐れがあると感じます。先にも述べましたが、男女平等ではなく、男尊女尊の精神でそれぞれにあった教育をすることが重要と考えます。
{質問内容}五項では「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと。伝統と文化の尊重・それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する」とあります。まさに行田市の特色を活かせる最大の教育目標にすべきです。地域に住む子供達が郷土の歴史や日本の文化を学ぶ事が重要と考えます。実例として埼玉新聞でも大きく取り上げられた「忍の行田語り部の会」では第4集(40話)まで完成しており、現在100話近い昔話が出来上がりつつあります。行田の史跡をまとめて昔ばなしにしており、自分が住んでいる地名や寺社仏閣などが数多く登場します。これは一例ですが、こうした郷土愛を育める素晴らしい事業をもっと推進し、小学校などの教育現場でも効率良く活用すべきと考えます。教育委員会として行田市の特色を生かした教育にどう取り組んでいくのか?考えをお聞かせください。
{市の答弁}これまでも教育員会として個性を伸ばす教育と、文化を育むまちづくりを推進していく中で様々な施策に取り組んできている。4月の校長会でも豊かな自然と行田の良さを活かした教育活動を推進するよう指導したところである。
{柿沼の考え}私も行田の歴史や文化を大切にした郷土愛を育む教育が重要と考えます。自虐史観を払拭し、国や郷土を愛する心を育てる事が我々の使命であると考えます。そうした中で、本市は他市にない様々な郷土遺産があり、各方面で活躍している団体もあることから、オール行田で、郷土愛を育む学習内容を取り入れてますます進めてほしいと願います。
{質問内容}進修の意味の由来は自ら進んで学を修める事にあると聞きました。教育委員会は、現場である学校をサポートしていく役割が重要と考えます。行田市教育委員会は学校現場との係わりの中でどういった立ち位置で指導していくのか?また義務教育の中で行田市が抱える学校運営上の課題は何なのか?具体的にどう対応していくのか?答弁を求めます。
{市の答弁}学校教育を進めるだけではなく支援をしていく考えである。今年度から指導主事を学校現場に派遣しスピード感をもって教育に当たりたい。学校運営上の課題としては①小中一貫教育の推進、学びと育ちを重視した教育を行い、児童生徒の学力向上を図る。②特別支援教育体制の整備事業推進、特別支援学級のみならず、どの学校でも発達障害に対する支援を進めていく。自閉症などの対策も行い支援体制の充実を図る。
{柿沼の考え}市の教育委員会の在り方として、学校現場を支えサポートすることが重要であり、常に子供達を中心に施策を進めていく事が必要と考えます。答弁でも前向きな考え方が伝わってきましたので引き続き学校、教育委員会、地域とまちぐるみで行田独自の教育をすすめ考えていきたいと思います。
2.環境・まちづくりについて
水質問題、安全な水の捉え方について
{質問内容}水は人間の生命活動を支える重要なライフラインです。
17日から18日にかけて、県の施設で行田市にある行田浄水場と、春日部市にある庄和浄水場で採取した処理後の水道水から、国の基準の1リットル当たり0.08ミリグラムを超える、0.096ミリグラムから0.168ミリグラムのホルムアルデヒドが検出され、32の市と町のおよそ290万人に影響がでました。
みなさんご承知の事と存じますが、ホルムアルデヒドとは、樹脂や防腐剤など非常に広い用途に使われる化学物質。 有害性もあり、吸入すると目や鼻が強く刺激されるほか、濃度が高いと呼吸困難も引き起こす。
また、発がん性もあり、使用にあたってはさまざまな規制がある。 厚生労働省による水道水の水質基準では、1リットル当たり0.08ミリグラム以下と定められているものです。
埼玉県本庄市の化学メーカー「DOWAハイテック」が委託した高崎市の産業廃棄物処理業者・高崎金属工業の廃液処理(ヘキサメチレンテトラミン)が原因のようです。ヘキサメチレンテトラミンは、樹脂や合成ゴムなどを製造する際の硬化剤や発泡剤、医薬品、火薬などに使われる有機物質です。平成21年度の国内の生産量と輸入量は合わせておよそ5500トン。 常温では無色の結晶か白い粉末状をしています。 塩素やオゾンと反応すると、ホルムアルデヒドやアンモニアなど、有毒なガスが発生するということです。 繰り返し吸入すると、ぜんそくを引き起こすおそれのあることが報告されています。
①正確な緊急連絡の一報はいつどこからどのように入ったのか?まただれがどのような状況で連絡をうけたのか?
②第一報を受けてから市は防災無線を19日のAM10:30・12:30・15:00と放送し、HPには19日のAM11:30に掲載したと聞いておりますが、危機管理体制を含むその間の対応と内容について円滑かつ的確だったかどうか?
③行田市は地下水に切り替え対処しましたが、切り替の具体的な時間や方法について、また緊急連絡を受け、切り替える間に流れてしまった可能性はあるのでしょうか?それについての調査対応は?
{市の答弁}市の安心安全な水道水の供給の為に浄水場、配水場を24時間体制で監視業務を行い、外部侵入者による水質汚染の防止を行っている。今回のホルムアルデヒド検出に関しては県との対応を密に行い対応した。今後においても自主水源である深さ200メートル以上から取水してる豊富な地下水を有効利用し、対応する。地下水は空気中の汚染物質や混入物による影響を受けにくいため市民の命を繋ぐ大切なライフラインとして引き続き監視体制を継続しながら適切な維持管理をしていく。県水とのバランスを保ちながら安全な飲み水の安定供給に努める。
18日の午前3:30分に県営行田浄水場から基準値以上のホルムアルデヒドが検出され受水量の減量をお願いする可能性があるとの一報が入った。向町の運転管理業者が連絡を受けただちに水道課の担当職員に報告があった。その後の対応として県水が減量された場合や、取水停止になった場合にも断水しない様に本市の水源である地下水を汲み上げ、貯水し万全を期した。また断水する可能性はありませんでしたが、各種報道で行田浄水場が大きく取り上げられたことから、市民の水道水による不安を払拭するために、向町浄水場と、市役所に職員を張り付かせて対応した。また市民の皆様に情報を出来るだけ早く伝えるために、防災無線とホームページによる情報提供と呼びかけを行った。県水の減量にそなえ市の対応として18日午前4:30に地下水を調量し、8:30に県水の減量を開始、10:40県水の受水を停止。翌19日午前1:00水質状況が改善されたため行田浄水場は県水の送水を再開した。
ホルムアルデヒドの検査に関しては県が安全基準の検査を随時している為問題ないが、念のために22日向町浄水場、南河原浄水場の2か所において検査業者に委託して水質検査を行い、問題ないとの結果だった。
{柿沼の考え}この問題は、飲み水というライフラインの重要な生命にかかわる問題であり、今後の対応も含めしっかりと検討していかなければならない課題です。今回は県営ですが、報道では行田浄水場から有害物質検出とのアナウンスが大々的に流れてしまい、市民の不安が大きかった事と思います。水による人体への影響は大きく、市民の関心もありました。行田市には豊富な地下水源があり、値段も県水の半分以下で済むことから、地下水の有効利用も含めこれを機に行田の飲み水をもう一度見直すことを期待します。
{質問内容}塩素処理における問題点は?⑤より安全なオゾン処理の導入は?
新三郷浄水場において、平成22年4月1日からオゾンと生物活性炭吸着方式による高度浄水施設の供用が開始されました。
県のホームページによると必要性として県営水道では河川の水を浄化して、水道用水をつくり、市や町の水道事業者に供給しています。
河川の水は、夏場に水温が上昇したり、雨が降ったりすると水質が大きく変化し、かび臭物質の濃度やトリハロメタン濃度が高くなることがあります。
県営水道の浄水場では、このように河川の水質が大きく変化したときには、粉末活性炭を注入するなどして安全な水道水をつくっています。
しかし、江戸川の下流域から取水している新三郷浄水場では、これまでの対応で安全な水道水をつくることが難しくなってきたため、オゾンと生物活性炭吸着方式による高度浄水処理を導入することにしたものです。
効果として
(1)有害物質であるトリハロメタンを容易に低減することができます。
(2)かび臭がなくなります。
このような効果がある事から東京都などでも取入れているより安全安心なオゾン処理ですが、県の施設である行田市浄水場に関して導入に関しての働きかけはあるのでしょうか?
{市の答弁}水道水は水道法により塩素による消毒が義務付けられています。処理後の残留塩素濃度を1リットル当たり0.08ミリグラム以下に抑える事が規定されている。また安全対策については、カルキ集を極力抑えるために、水道法に定められた残留塩素濃度を基準値以内に保ちながら低い数値での塩素濃度の調整を行っている。この国で定められた基準値については、基準値以内ならば、障害にかけて摂取しても健康になんら影響が出ない範囲と認められており、たの化学物質についても国の基準値を下回る様に監視体制の強化を進めていく。県としてもオゾン処理など高度浄水処理を進めていることから市としても前向きに考えていきたい。
{柿沼の考え}塩素処理に関しては水道法で定められている。行田市が取水している県水は急速濾過処理で消毒の効果が高い塩素処理で水道水の消毒を行っていますが、塩素利用による発生するトリハロメタン(トリハロメタンは、発ガン性のほかにも、催奇形性(さいきけいせい)、中枢機能低下、肝臓毒性・腎臓毒性などが認められており、疲労感、イライラ、無気力、ボケなどの症状をもたらすとされています。)の問題や塩素そのものによる人体への影響が取りざたされるようになってきています。自宅の水道水を調べると朝のうちの塩素濃度は比較的高く出ます。また浄水施設からより近い地区の方が、塩素濃度が高いとも聞いております。安心して飲める水を目指すうえでより体に負担の無い先進的な方法や考え方が進むことを期待しています。
{質問内容}行田市は県水からの取水が39.8%地下水が約60パーセントを占めており、近隣市町村に比べると県水の割合が比較的低い自治体である事は評価できます。羽生市で65.7%加須市では68.1%最も県水の割合が高いのは杉戸町の94.3%で、熊谷市29.8%最も低いのは上里町の13.4%です。今後における行田市の豊富な地下水の利用方法、地下水における危機管理や水質検査を含む具体的な安全対策についてお聞かせください。
⑥今後の市における豊富な地下水の活用について、また安全対策は?
{市の答弁}行田市の保有している地下水は、地下200mの深井戸から抽出していることから水質・水温共に安定しており、外部からの汚染の影響を受けにくいので市民の方々により安心して使用してもらえる。また国の指定する水質基準検査を定期的に行い万全の態勢をとって今後も市の飲み水の安心安全に役立てていく。
{柿沼の考え}行田は豊富な地下水を保有している。利根大堰があることから、今後も地下水が枯渇する可能性は低いと考えます。地下水は、市の答弁にもある様に、外部からの汚染を受けにくい特性があり、もともと自然が持っている浄水する機能も十分に残っていると思います。しかも県水より値段が低く、市民にとっても安全安心で、安いとなれば進めない理由が見当たりません。市としては県からの圧力もあると聞いておりますが、最善の努力を期待いたします。
環境・まちづくりについて
2.武蔵水路の活用について
{質問内容}何度となく問題としてあげられている武蔵水路の活用についてですが、工事の進捗にあたり、状況も変わってきているので質問させて頂きます。
武蔵水路は、利根川と荒川を結ぶ延長14.5kmの水路で大きく3つの役割を担っています。
一つ目として都市用水の導水
利根大堰で取水した東京都と埼玉県の都市用水を荒川へ導水しています。(導水した水は、下流の秋ヶ瀬取水堰などで取水され、東京都の朝霞浄水場や埼玉県の大久保浄水場などへ送られています。
二つ目として浄化用水の導水
荒川水系の水質改善のため、浄化用水を導水しています。浄化用水は、秋ヶ瀬取水堰から新河岸川(しんがしがわ)へ朝霞水路を通じて流れこみ、下流の隅田川の浄化も行なっています。
三つ目として周辺地域の内水排除
都市用水と浄化用水の導水に支障のない範囲で、周辺地区の河川の洪水や市街地からの出水を取りこみ、荒川に排水しています。
こうした首都圏の重要なライフラインを担っていますが、通水開始から45年が経過し老朽化による通水能力の低下や、耐震性の観点から早急な改修補強工事の必要性が出てきているのは皆様ご承知おきの事実です。
中央防災会議首都直下地震対策専門調査会が平成16年11月に公表した「予防対策用震度分布図」によると、首都圏で想定される最大級の地震において、武蔵水路が位置する地域では震度6強の揺れに達する可能性が指摘されています。このような大規模地震が発生したときには、施設の耐震性が不足していることから、水路や付帯施設に甚大な被害が発生する恐れがあり、この場合には長期の通水不能や周辺地域への被害、影響が予想されます。また、内水排除の機能が損なわれることにより、その後の出水に対して対応できないことが懸念されています。こうした問題点をいち早く解消するためにも早期の工事が必要なのは明らかです。しかし、武蔵水路建設では、行田市、鴻巣市の2市はまちを東西に分断され、さらには主要排水路も寸断され、治水安全度も低下し、しばしば被害が発生しています。また水難事故等により現在までに85名の方が命を落としています。他にも工事に当たり、地元住民は移転を余儀なくされ、農地を手放さねばならない方々がいたのも事実です。
東京都民、埼玉県民が毎日使用している飲み水、東京都の隅田川清流復活にもこうした地域の方々の苦労の上に成り立っていると言えます。
この事実をふまえた上で何点か質問させて頂きます。
①現在の工事の進捗状況と交通規制を含め今後の工事の進み方はどのようになっていますか?
{市の答弁}平成22年度に上流部の工事がスタートし、平成23年度には中流、下流部においても工事が着工された。本年5月末において全長14.5㌔のうち、4キロで工事が進められている。工事を進めるにあたっては、水資源機構より地域住民に説明が行われている。平成24年度には、6地区において工事説明会が行われた。市民からは、多方面からの要望が出てきており市としても地域住民の意見を最大限尊重してもらえるよう、水資源機構に要望を提出している。
{質問内容}と③工藤市長が会長、鴻巣の原口市長が副会長を務める「武蔵水路改築連絡協議会」からの要望が何度となく機構あてに出されていると思いますが、それら12項目の要望と回答について進展があったものと、問題があるが進まないものの内容と市としての今後の取り組み方をお聞かせください。また、国や県への要望としてはどういったものがあるのかお聞かせください。
④大堰に近い工事完成部分を見てまいりましたが、台形だった水路をボックスカルバート式の四角い断面にすることにより、流量を変えずに平面積を縮められたことにより、両岸にスペースが出来、歩道の確保など有効利用できるようになっていたのは評価できます。網目のフェンスから落ち着いた色の柵にかわり、景観的にも大分きれいになりました。そこで埼玉古墳の周辺など、武蔵水路改修に伴い、歴史的遺産を考え景観も含めた市としての取組などあればお聞かせください。
{市の答弁}武蔵水路改築促進委員会・武蔵水路改築連絡協議会において国・埼玉県・水資源機構に陳情要望活動を行っている。平成20年度からは窓口を1本化になったため、水資源機構に要望を提出している。要望の内容は、治水対策・無償での武蔵水路の水利用・両岸の拡幅・機能回復サイホンなどの整備・水路にかかる橋梁の架け替え等である。
回答に関して、治水対策では、新たに忍川に水門を新設するとともに既存の放流口や水門の耐震化や改修する事になった。緊急時の荒川排水への機能強化も行う。指揮管理や連絡系統を水資源機構が一元化する事により、迅速な対応を期待している。県道の拡幅に関しても水資源機構の有する土地で対応する事により歩行者の安全性が向上するものと考える。防護柵に関しても景観に配慮したものになる。サイホンや配水管などの機能回復に関しては協議がまとまったところから順次工事を始めている。橋梁に関しては将来を見据え、最低橋梁幅を5mとし、水路にかかる30橋梁すべて架け替える事になっている。歴史的遺産を活かした水に親しむ環境整備に関しては住民参加方式による方式を採用している。これまでも柵の色彩や素材に関して住民参加での内容決定をしてきた。今後はサイクリングコースの整備・一部まとまった余剰地を利用しての整備など住民の声を取り入れ景観に配慮した水路計画を水資源機構と調整を図りながら実行していく。
また話が進展しないものとして水の無償利用・多目的使用に関しては未だ満足な回答を得られていない為引き続き要望をしていく。
{柿沼の考え}無理と言われればそれまでですが、私が水資源機構に伺い聞いたところでは、機構の中だけでは工事計画や、予算の都合上、可能なものが限られてくるとの回答がありました。当たり前です。しかし、地域自治体や、国、県、都などの協力体制があれば出来る内容も変わってくると言っておりました。市の行政機関や、地域住民を巻き込んだ水路計画を期待します。また機構への要望の中で交付金などの措置がありますが、移転も含め、市の土地を大きく使用している事に対して国や東京都に対して要望を引き続き投げかける必要があると考えます。東京都の隅田川清流復活の例もある事から、武蔵水路の水の無償活用、行田市の河川、忍川への還流は市としては「水のまち行田」を実現する上で非常に良い機会だと考えます。実現に向け強い姿勢で対応して頂きたい。
また、今後の自然エネルギー対策として現在原発の問題や、電力不足が多方面で騒がれています。そこで自然エネルギーに対する取組が大きく取りざたされ、急速な発展をし、注目を集めています。行田市としても市長の掲げるエコタウン構想もある事から、分散型エネルギー社会への移行に技術の進歩を伴いますが、豊富な流量を利用し、小水力発電などへの活用を視野に入れた対策を後手にならないよう早急に要望→実現してほしいと願います。
忍城址周辺の整備・活用について
{質問内容}6月号の市報GYODAの表紙を飾った、市長をはじめ我々行田市民が待ちに待った映画「のぼうの城」がようやく11月2日に公開を迎えました。映画の内容はとても素晴らしいと聞いております。今回の市報にも詳しく掲載されていますが、映画公開にあたり、既にたくさんの観光客が、歴史ある浮城を見ようと訪れてきています。また映画公開後は市外からの観光が益々増えると予想されます。
市内循環バスを使った取組や、パンフレットの作成。HP活用などへの市の取組は評価でき、ますますの情報発信を期待するところです。
そこで、「のぼうの城」の歴史をたどって訪れる市外からの観光客は浮城のイメージで行田に足を運んでくる方も多いと思います。しかし現在は行田市郷土博物館としてある、お城の周りには、お堀と呼べるものは存在しません。現存するお堀は、本丸北側の道を挟んだ諏訪神社の裏手、駐車場にある一角だけになってしまっています。お堀の水量は往時と比較になりません。しかもこの時期は葦(ヨシ)が生い茂り、水面がほんの少しのぞける程度です。整備もしていないので夏には蚊や、虫が発生し、これが誇り高き浮城のお堀跡とは、言われても想像もつきません。しかしながら、忍城の往時を偲ばせる貴重な場所です。
絶対に後世に残していかねばならないと思います。
こうした歴史を偲ばせる貴重な遺産が集中している我がまち行田のしかも中心地である忍城址周辺の整備は喫緊の課題であり、しっかりとした都市計画が必要です。都市計画を含んだ忍城址周辺整備は、行田市再生のカギを握る大切な事業と言えます。
①浮城をイメージするうえで必要不可欠な忍城お堀跡を含む景観や歴史文化を育む忍城址周辺の都市整備計画はどう考えているのでしょうか?
②現在は古代から歴史跡をたどるパンフレットなどや、市内各所に点在する石碑など、行田の歴史を知る事が出来る対策がありますが、ここ何年かは、特に映画の影響が大きく出てくることが予想される事から「のぼうの城」の歴史をたどってくる観光客が目で見てわかるような特化した対策を講じる必要があると考えますが市の方針をお聞かせください。
{市の答弁}本市はさきたま古墳群や忍城址など古代から近世に渡る貴重な歴史的資源に恵まれている。都市計画をしていく上で貴重な景観形成の要素だと考えている。議員ご指摘の東照宮周辺では、豊かな自然や当時を偲ばせる歴史遺産、北側には土塁やお堀跡などが現存している。この諏訪神社周辺は民地であり、整備する計画は無いが、都市計画としてこれらの資源を最大限に活かして活用していきたい。貴重な歴史的遺産や景観をふまえた都市計画を実現していきたい。
②市外より忍城址や郷土博物館に訪れた観光客がより深く歴史を感じる事の出来る対策を行っている。具体的には、当時の門があった場所に説明と共に忍城史跡碑を忍城址周辺に50基設置しており、忍城の歴史を感じながら周って頂けるようになっている。また郷土博物館では現在の行田市の地図に江戸時代の絵図を重ね合わせた忍城今昔図を作成、販売している。当時の様子が一目でわかるようにしている。この今昔図に史跡碑を配置したマップも配布しておりこれを持って忍城址を散策してもらえるようになっている。市内循環バスの数か所に今昔図や、説明版を設置していてのぼうの城を見て訪れた観光客にも好評を得ている。
{柿沼の考え}行田市は本当にたくさんの歴史的文化遺産と呼べるものがありますが、各所に散らばってしまい住んでいる市民でもわかりにくいのが現状と考えます。私は、各所に点在している点と点をしっかりと結ぶような計画を進めながら、やはり忍城址周辺の都市計画整備が今後の行田市にとっての大きな課題の一つと考えます。行田市は「浮城のまち」「水と緑に囲まれた自然豊かなまち」と他市に向け情報発信していますが、あの忍城址、郷土博物館を見て、「浮城」とは想像がつかない様に思えます。現存する、東照宮北側の別名「竜神の池」と呼ばれる当時のお堀跡を復活させ、お城が水に浮いているような整備が出来たら考えただけでもワクワクします。都市計画は一朝一夕では出来ませんが、大きな計画目標を掲げ実行しないと、限られた予算をバラバラに使うことになり、修繕や改修の方ばかりに予算が費やされて未来ある都市計画が進まない恐れがある様に思えます。一時の負担はかかることを覚悟しながらも、行田市の未来が明るくなるような実りある都市計画を市民の皆様も期待していると感じます。
のぼうの城公開に向けこのチャンスをどう活かすかも重要な課題の一つです。市民と行政が一体となりオール行田でのお出迎えを進めていきたいと考えます。
平成24年3月議会報告
教育の在り方について
毎回議会では一般質問をしていますが、やはり議場に立つと緊張します。
今回は、大きく3つ一つづつ分けて掲載します。
大きな一つ目行田市における教育の在り方考え方について
①武道教育の必修化に伴う市の教育方針について質問しました。
{質問}今年4月より中学校での武道教育が実施されます。実施直前になりましたが市は武道を通じて生徒にどのような指導・教育が必要と考えているのか?私の考えとしましては武道を教育の場に取り入れることによって日本特有の文化・伝統を実感し礼儀・礼節・道徳心・所作などの精神面を育てることに重点をおくべきと考えているが、市の方針はどうか?
{答弁}学習指導要領に基づき的確に指導する。
{再質問}教育の本質を見失わない様にすべき。武道教育は人としての道や生き方あり方所作を学ぶべき限られた授業数の中で武道教育に行田市は何を見出すのか?行田市独自の方針は立てないのか?
{答弁}学習指導要領に基づき的確に指導する。行田市独自の方針は考えていない。
{柿沼の考え}武道教育は忘れかけていた日本独自の文化や歴史を学び感じる意味で非常に重要であり有効であると考えるが、このままでは疑問が残る。やはりその地域特有の文化もあることから特に行田市では独自の教育方針を打ち出すべきである。
{質問}武道教育の安全対策について、学校現場では、武道場など施設・設備の整備とともに、指導者の確保を心配する意見が多いようです。というのも指導に当たる体育教員は、必ずしも柔道など武道の経験があるとは限らないからです。柔道の段位を持つある体育教員は「素人(の教員)が素人(の生徒)を指導するのが一番危険だ」と言います。私も武道に長年携わっている立場からして同じ意見を持っています。
学校の体育教員の中には武道の経験が無い方もいるはずです。ただ技を教え、試合をするだけでは事故の発生確率も増大してしまいます。
武道というものは一朝一夕では身につかないという事は充分承知の事と存じますが、教える指導者の能力によって、生徒たちは大きく変わってきます。武道に限らず教育は、教え方を間違うと事の本質から大きくズレが生じてくる可能性が高いと感じます。教育の大きな課題と言えます。今回の武道必修化に関してはこの指導者の能力というものが武道教育の本質を教えるという面でも非常に重要になる。
武道というものは一歩間違えば大事故につながりかねない危険性を含んでいます。しかし各種報道で指摘されている事故等は、安全対策を怠っていたためであり、しっかりとした対策を講じることにより危険を回避できると考えます。今後、武道教育実施に対して市として独自の安全対策が必要と考えますが具体策があればお伺い致します。
{答弁}学習指導要領に基づき安全かつ的確に指導する。新任の先生には必ず柔道剣道を履修させる。専門の指導員から講習を受ける。
{再質問}短期間での武道の履修では本質どころか武道の入口にすら到達出来ない。間違った経験で指導するのは非常に危険と感じるがどうか?
{答弁}学習指導要領に基づき安全かつ的確に指導する。先生は在学期間中も武道の科目をこなしており問題ないと考える。
{柿沼の考え}武道に長年身を置いている観点からすると「非常に危険」としか言いようがない。事故があってからでは遅い。子供達は技を覚えればかけたくなるものである。授業外でも教え方を間違えれば危険が広がる様に思う。私は技ではなく心を伝える事に専念するべきであると考える。
{質問}学校側の指導者における武道教育能力を補てんするために各団体と協議し、外部指導者を取り入れる考えがあるか?
武道必修化に向けて文部科学省では、体育教員などの武道指導者研修を計画的に進めていますが、その中に事故防止の安全指導を含めるよう、都道府県教育委員会などに求めています。また、町道場の指導者や警察官OBらを授業で活用することなども進めています。
礼儀・礼節などを重んじる武道は、日本の伝統や文化を伝え、感じるうえで今の日本の教育になくてはならない素晴らしい教育だといえます。
また行田という地域は坂東武者の熱き血が色濃く伝わり残っています。この良い機会を是非活かしていくためにも指導者の確保など条件整備とともに、真剣に取り組む姿勢を子どもたちが持つことが事故防止の面でも大切です。
武道に長年取り組んできた指導者を取り入れることで危険性の回避、本質的な教育ができると考えますが市の考えはどうか?
{答弁}各種団体と協議し前向きに検討する。
{柿沼の考え}学校に適任者がいない場合、間違いなく経験豊富な人材を登用すべきである。
{質問}武道科目の選択について、
6月議会でも提案させて頂きましたが、行田市は武道の競技人口からすると、空手道も盛んな地域であるといえます。つまり指導者も多いという事です。近年は進修館高校をはじめ小中学校でも全国大会に出場し、素晴らしい成績を収めています。
全国的には柔道・剣道の割合が大きいと予想されていますが、柔道・剣道にこだわらず教育の多様性や競技人口、外部指導員数を考慮した上で市としても多種武道に幅広い視野で選定し、各学校に推薦してみてはいかがでしょうか?市の考えは?
{答弁}最終的な種目の設定は学校が決める事であるが、ダンスや弓道、空手道など多岐にわたり推薦していく。
{柿沼の考え}私が空手をしているというのも理由ですが空手は場所も道具もいらず、形などの演武から学べるものもほかの武道より多いと感じます。行田市の競技人口から考えても是非取り入れてほしいと願います。
大きな二番目に観光都市としてのまちづくりについて質問しました。
①観光都市としてのまちづくりについて
{質問}のぼうの城映画公開に伴い他県他市からの観光客へのおもてなしについて。
今年秋にいよいよ待ちに待った映画「のぼうの城」が公開を迎えます。
近年大河ドラマや時代劇ものの映画が全国的に注目を浴びていますが、その中でも129万部を突破したベストセラー本「のぼうの城」は全国に絶大な人気・知名度を誇っています。この「のぼうの城」映画化に伴い、行田市には他県他市から観光客が徐々に訪れてきています。
行田市が掲げる観光都市として今のままでは全国から来た観光客がどこに向かい何を見るのかどこに行けば行田市の歴史に触れられるのかが住んでいるものの感想としては分りにくいように感じます。特にJR線を利用し行田市に訪れた観光客は、行田の主要観光地に向かうのに距離もあり、手がかりが無いように思えます。駅に降りてパッと分る案内板の表示や、市内に向かう途中にも様々な趣向を凝らしお客様がまた足を運びたいと思わせるような街づくりが必要と考えます。予算もある事とは存じますが、このまたとないチャンスを必ず行田市の発展に繋げていかなければならないと感じます。例えば小説の名所めぐりをする人の為の特別なパンフレットや案内板を市内各地に設置したらどうでしょう。駅にはのぼり旗を設置し観光客をお出迎えする雰囲気作りなども考えられます。
主要観光地への誘導等、早期の対策が必要と考えますが市としての対策はどうか?
{答弁}JR行田駅から本市に訪れた観光客にわかるように、徒歩や自転車で市内観光中心地に向かえる様に、各所案内板の設置やパンフレットなどを作成している。引き続き増やしていく。また、駅周辺にはのぼり旗を設置するなど観光客をお出迎えする雰囲気づくりに努める。
{柿沼の考え}努力は認めるが、現状ではまだまだお出迎えの雰囲気が足らないと感じる。行田駅にこだわることなく、南の地域から訪れた方は吹上駅も利用するはず。市全域で対策を講じるべきである。
{質問}市内循環バスに思考をこらしたラッピング・ペイントなどしたらどうでしょうか?
今回秩父鉄道の外装塗装ラッピングに予算が付き実行されますが、同じように市内を廻る行田の顔、また足としての利用のある市内循環バスにも行田の歴史・観光都市を感じさせるペイントなどを施し、行田に住む人も訪れた人も楽しめるような工夫をしてみてはどうでしょうか?市としての考は?
{答弁}平成24年ふるさと行田イメージ絵画コンクールの最優秀作品を市内循環バス1台にラッピングする予定。車内にも優秀作品を展示し、動く風土美術館にする予定。観光客にも市の利用者にも楽しんで頂けると考えている。
{柿沼の考え}非常に良い施策だと感じるが、市内循環バスは6コースあり、全てのバスにのぼうの城の宣伝も含めた同様のラッピングをすることにより、誰でもどこでも目に付くようにするべき。スポンサーについてもらう事も考えられる。また珍しいバスを見に来る観光客も増えるはず。市外県外にも情報を出していくべき。
まちづくりの二番目、環境対策について質問しました。
②環境対策について
{質問1}環境対策の一つ目として水を活かした街づくりを具体的に実行するべきではないか?
行田市は浮城の名の通り本来は水の街、市内に綺麗な水の流れる 水の豊かな街であるはずです。いうまでもなく南北を荒川・利根川が流れ、歴史的にも有名な見沼代用水は江戸時代から新田開発のために、武蔵の国に普請した灌漑農業用水であり、いたるところで水に触れあう事が出来る。そんな水のまちであるにも関わらず市内の川には地域住民の清掃の甲斐なくゴミが投げ捨てられ、自転車やバイクまでが投げ込まれそこに汚泥がたまり夏には悪臭もするところもあり、景観を著しく損ねている現状があります。特に行田市中心地の顔である秩父線行田市駅付近には今後観光客も多く訪れると予想されることから、駅付近の忍川の美化活動に市としてももっと力を入れるべきではないでしょうか?
またこの問題は、もちろん行田市に住む人々全員の問題ですから、行政だけに頼らない市民住民が我が事となって取り組むべき課題だと考えます。地域の方々はいつでも参加する意識は高いと思います。行政が先頭に立って地域住民と力を合せ中途半端でなく徹底的に美化活動に取り組むべきと考えますが市の考えは?
{答弁}豊かな水辺環境に恵まれている行田市は忍川など市民が身近に感じる河川が多く存在している。河川環境推進するとともに適切な維持管理を目的に平成6年に河川管理者である埼玉県と行田市との間で覚書を締結しており、環境整備に努めている。栄町から緑町までの2キロを7自治会で清掃を行っている。ボランティアの美化活動にも協力していく。集めたごみの処理を行い保全美化に努める。
{柿沼の考え}河川の美化活動が行われていることは知っているし、私自身も参加しているが、現状のままでは変わらない。一部区間でも「徹底」した美化活動が必要と感じる。また市民と行政が一体となり、美化徹底する事で汚さない意識を持つことも重要であると考える。市には一層のリーダーシップをとってもらいたい。
{質問2}環境対策の2つ目として松くい虫の対策について
行田市は植樹等に力を入れて成果も出していますが、樹を守るという観点から質問させて頂きます。
1本の松の木からカミキリムシなどを媒体にして約4キロ四方も飛んで被害を拡散してしまう松くい虫は一度住みつき木が枯れ始めたらあとは伐採するしか方法が無い非常にやっかいな害虫です。各地で問題となっている「松くい虫被害」ですが、行田市にも大量に発生し被害が確実に広がってきています。例を挙げますと、埼玉にある「安楽寺」の境内に堂々とあった大きな松の木は被害に合いわずか三カ月で枯れ果て今は伐採してその姿を見ることは出来ません。松くい虫は寒い時期は根の部分でおとなしくしていますが、温かくなると猛威を振るいます。つまり今の寒い時期に対策が必要なのです。この「松くい虫」は、通常の市販の薬剤を散布しても効き目がありません。方法の一部として現在有効とされているのは、冬期間に健康な松の樹幹に小さな穴をあけて薬剤を注入する方法があります。移動・増殖を抑止する極めて予防効果が高いのが特徴であり。1回の注入で2~3年間の予防効果が確保され、周辺環境への悪影響の心配がないため、神社・仏閣、公園・街路樹、観光地施設内の松材などの貴重木に使用されているが、高価な為、個人の負担がしにくいという問題点もあります。市としても水城公園をはじめとする、市の管理する公園や、行田市の歴史ある寺社仏閣に被害が及び取り返しのつかない事態になる前に対策を施す必要があると考えますがどうでしょうか?
{答弁}市内の公園では水城公園をはじめとする8か所の公園に約360本の松の木がある。市の管理している松の木の状態を確認したら現時点では被害が出ていない。引き続き監視を行うとともに有効な対策を考える。市内の寺社仏閣や個人の保有している松の木には被害が出ているので、注意のお知らせなど市報やHP等で伝えていく。
{再質問}私は、被害が広がってからでは遅いと警告しているので現状の監視だけではいけないと感じる。市の管理している松は大丈夫でもその付近にある個人や寺社仏閣の松が被害を受けている現実からすれば、全体で対策を講じる必要がある。また今有効とされている薬剤注入は高額なため個人での全額負担は厳しい。被害が広がってからの補助では何倍もの予算を必要とすることは目に見えている。早めの補助を考えてはどうか?
{答弁}いまは監視と情報提供を中心に考えている。補助の考えは現時点では考えていない。
{柿沼の考え}この問題は日本全国で話題になっている。東北などでは行政が中心となり早めの対策を行っている。長年に渡り育った大切な樹を守るという事は非常に重要と考える。補助を含めた早めの対策をこれからもお願いしていく。
まちづくりの3点目安心安全の街について
{質問1}パチンコの規制をするべきではないか?
市の掲げる安心安全のまちづくりの観点に立ち質問致します。
複合的害悪を生み出し続けるパチンコの新規出店を基幹的自治体として条例で新規出店の禁止を打ち出し、規制を促すべきと申し上げます。実際に様々な自治体において条例で規制を実現している事例が有ります。大阪府の大阪狭山市や兵庫県の芦屋市ではパチンコ店出店には厳しい規制を設け、実際に市内での出店はゼロです。また、奈良県の田原本町では、パチンコ店の新規出店を禁止しています。他にも国立市のように全市域文教地区指定を受けてパチンコ店の出店が不可能にしている事例、景観条例等で規制を実現している事例が有ります。またお隣の国韓国では、日本と同じく1万五千店以上あったパチンコ店を、公に害を及ぼすという事で、勇気をもって全撤廃しました。パチンコ台は脳科学者が研究を重ねて「依存症になるように仕組まれた洗脳台」として開発され、そこに座ることで、一定割合が依存症となり、家庭も仕事も、そして社会での信頼もことごとく失い、本人あるいは家族が自殺や家庭崩壊に追い込まれることを必然的に生み出すシステムなのです。パチンコの存在を「公に対する害悪」と位置付け、既存店へは床面積比例課税で規制をかけ早期撤退を求めるべきではないでしょうか?
また生活保護受給者のパチンコ規制を指導徹底するべきである。先日も東北石巻に復興支援に行き各小学校に教科書を配ってきましたが、仮設学校で逞しく生きる子供達を傍らに、一部の大人たちは国から保護を受けながら、働くと支給が止まってしまうという理由で朝から晩までパチンコに興じている現実を目の当たりにしてきました。3月11日の震災前は、10時から22時の営業だったのが震災後は客が増え何と今は、7時半から23時半まで営業し、どの店も満員御礼のありさまだったのは、自分の目を疑いました。しかし、先にも述べましたが、パチンコは、依存症になるように仕向けられたものであるので本人には止めようが無いのです。
法律でもパチンコについては特に風俗営業法第23条により遊技場営業者に現金又は有価証券を商品として提供することを禁止していますが、三店方式という方法で法の目をかいくぐって営業しています。三店方式とは1客がパチンコホールに来ると、遊技場営業者であるパチンコホールは客の現金と遊技球(いわゆる「出玉」)を交換する。
2客はパチンコで増やした出玉をパチンコホールに持参し、パチンコホールは出玉を特殊景品と交換する。
3客が特殊景品を景品交換所に持参すると、古物商である景品交換所は特殊景品を現金で買い取る。
4景品問屋が景品交換所から特殊景品を買い取り、ホールに卸す。
この方式により、あくまでホールが提供した「景品」をホールとは無関係な「古物商」が買い取っているに過ぎないという建前にしているのであります。これによりパチンコ業界は違法性を逃れている。
しかし、古物営業法第15条第1項では古物商は1万円以上の商品は客の住所や氏名等の確認を義務付けているがそれも行っていない。行政が監視や指導をするべきではないでしょうか?身分証の提示だけでも、未成年などの遊戯の抑制につながるはずです。
また、依存症で人格を破壊していく事実から娯楽ではなく社会環境を悪化させる原因として認識し、行政が先頭に立って勇気をもって対応しなければならないと考えますがどうでしょうか?
また解決の方法として専門のNPO団体との連携も含め広く市民に公報やHPなどを使い抑制を促すべきと考えますが市の考えはどうか?
{答弁}パチンコの規制については都市計画法や建築基準法に基づき制限している。また風営法等規制の法律に基づき教育施設や病院などからは一定範囲での建築が規制されている。一例では学校から100mと規定されている。このことから市では新たな規制は考えていない。法定外税はある特定の政策目的の達成にたてるのではなく税の負担の関係が法定性の原則をふまえ無くてはならない為、税率等の課税要件の整備、正当性などを検討する必要があり様々な問題を抱えている。パチンコの規制に対する社会性から見ても国や他の自治体の対策を注視していく。
{再質問} 信じられない答弁を頂きました。また相当な危機感を感じました。癒着なども横行しており答弁しにくいのでしょうが、法律で考えて、問題ないと市では考えているのでしょうか?公に対する害悪(違法ギャンブル)とは考えていないのでしょうか?また学校から100mさえ離れていればその意味においては許可するという判断なのでしょうか?
{答弁}現状の問題に対しては社会的問題としても一部のギャンブル性は認めているが、現状は法律で判断し問題ないと認識している。
{再々質問}最後にもう一度確認させて頂きます。市としてはギャンブルと一部認識したうえで法律上問題ない。つまり学校から100m離れた場所に建築要請があれば許可するという事と考えてよろしいのでしょうか?
{答弁}法律上問題ないと認識しています。
{柿沼の考え}まさに開いた口がふさがらないとしか言いようがない。私も以前パチンコをしていた経験からもまた私の身近で、家庭を壊し、家族を失い仕事もやる気も失ってしまっている人を見て来ています。この問題はただギャンブルというだけではなく、人格を破壊するように仕組まれた洗脳台であるという事、生産年齢の働き盛りの方々からことごとくやる気を奪い、一方のパチンコ店は税金を正当に収めず一部の資金は朝鮮に渡り武器の一部になっている。またその銃口が我が国に向けられている現実を理解しない方がおかしいのではないか?目先の利権に目をくらませ大事な何かを失っていやしないか?この問題は引き続き追求していきます。
{答弁}生活保護に関しては保護をうけるときに詳細な説明を行っている。また条件によってはケースワーカーが家庭訪問を行い定期的に確認している。またこの要件を守らなかった場合には、支給の停止や厳重な注意を行っている。実際に保護の停止を行っていく。依存症についてはパチンコだけでなく社会生活を困窮させる大きな問題である。市民の相談を引き続き受けていく。またNPO団体とも協力し、市民から相談があった場合は紹介していく。
{再質問}先ほども述べましたが、パチンコ店の換金方法は法令をかいくぐるための三店方式という方法が採用されています。三店方式とは、パチンコ台があるホール店、出玉と交換した景品を現金に換える景品交換所、景品交換所から景品を買い取りホール店に卸す景品問屋の3件であり、この3件でパチンコ経営が行われています。つまりパチンコホール店、景品交換所、景品問屋は別々の法人格であり、ただ偶然的に景品交換所がパチンコホール店の近くにありパチンコで勝った人がそこで景品と現金を交換しているといった具合の小芝居が打たれているわけです。これは、表面上は合法的であっても実質的にはギャンブルが成立しているといって異言はないと考えます。このようなギャンブルが日本全国に横行し多大なる影響を及ぼしていることについて市としては認識があるのか答弁を求めます。
また指導、相談等に関してNPO団体やその関連団体との連携を図っていくことと共に市報などの公報を利用し市民の皆様に依存症の問題・現状など事実を見ていただくことで蔓延防止につなげていくことができないのかもう一度答弁を求めます。
{答弁}生活保護に関してはそういう事実があった場合には厳しく指導していく。また依存症を含め市民から相談があった場合にはその相談に応じ適切なNPO団体の紹介もしていく。
{柿沼の考え}この問題は決して一人では解決できないと考えます。相談のプロであるNPO団体の協力が必要ですし、パチンコ依存症は「うつ病」と同じように病気として認識する必要があります。また身分証の提示で生活保護受給者や、未成年の遊戯抑制に繋がるはずです。行政が先頭に立ち勇気をもって規制を実行すべきと考えます。
十二月議会報告・活動報告
いよいよ本格的な寒さになってまいりましたが、皆様におかれましてはご健勝のことと存じます。
四月に初当選させて頂いて早くも八ヵ月が過ぎようとしています。その間、私なりに議員として何が出来るかを考え活動してまいりましたが、まだまだ皆様の付託に十分に応えることが出来ていない自分にふがいなさを感じると共に、課題も多く見え、2012年に向け、確実に繋げていく手がかりもつかめた様に思えます。まず、議員として一人では何も出来ないが、市民の皆様の声を集め大きな力に変え、訴えていくことが重要と再認識しました。特に政治の世界は、多数の意見が尊重されますが、大きな波にのまれる事無く、自分の芯を変えずに、良いものは良い。悪いものは悪いと意思表示する事が出来なければならないと強く感じます。また政治家という意識をしっかりと持ち、どんどん発言することが重要。問題があっても議論が無ければ何も進まない。主体性を持ち活動して行こうと思います
行田市が抱える喫緊の課題は、人口の減少による税収減を食い止める事です。また右肩上がりに増え続ける民生費(社会福祉費・生活保護費等)も大きな課題になっています。
十二月議会では、補正予算や、複数の議案・請願が出されました。いくつか例を挙げると、補正予算では、生活保護費に3億5千万円の追加、市庁舎改修に伴うレイアウト変更の為の工事に2500万円の追加、プレミアム商品券に500万円、市民プール(タコプール)の改修に4800万円、グリーンアリーナの雨漏り補修に400万円
市民プールは年間6千人前後の利用者がいますが、アリーナは通年通して文化活動にも使え、約21万人の利用があります。どこにお金を掛けどこを削るかをしっかりと判断していく必要があります。また民生費は22年度決算でも財源の35%の85億円。23年度は補正を含め92億7000万円。税収は減り、民生費は大幅に増え続ける。社会福祉も考え、確かに重要ではありますが、膨らみ続ける民生費をどこかで変えなければなりません。そのためには、国や県に頼るだけでなく行田市独自の解決方法を探し出す必要があると考えます。
市民の方々の声を一番近くで聞くことの出来る市議会議員は大変大きな責任があります。しっかりと自覚して行動して行きます。
ますますお寒くなることと存じます。どうぞ御身大切に折からの寒さ、くれぐれもご自愛ください。
柿沼たか志の一般質問
総合体育館の活用
柿沼の質問内容
市民の方々から多く寄せられる声として、各種大会や文化行事で多用される総合体育館のメインアリーナへ空調設備を導入してはどうか?また、老朽化による耐震化や補修工事の長期的な計画の策定について提案しました。
平成22年度の総合体育館ののべ利用者数は約21万人近くと大勢の市民の方が利用している行田を代表する公共施設です。そのため保護者、観客、関係者に留まらず、子供や高齢者の方が快適に利用できる施設にするべきと考えます。また真夏・真冬には大きな大会を招致した場合は市が予算を付け簡易的に空調設備を導入したりしています。手間も予算もかかることから効率的ではありません。また真夏の大会では、熱気と湿気で、選手からも熱中症の症状が出たりと、体調不良を訴える選手もいたようです。事が起きてからの対応では遅すぎます。他市の公営体育館からみても、もはやあれだけの設備が整った体育館に空調設備の導入は「時代の声」ともいえると感じます。市として長期的な計画を立て費用対効果を考慮した運営を行えば市民の負担にもならずに良い環境を作り上げることが可能になるのではないかと思います。
執行部答弁
グリーンアリーナの耐震・補修工事も含め、空調設備の導入は多額の費用が掛かる為に現実的には不可能。目安として体育館全体に空調設備を導入した場合、必要経費は約2億4800万円となり、今年補正予算で組まれた雨漏り補修工事(シールの打ちかえ)でも約400万円の費用がかかっている。
また運営上も土日、祝祭日などは、既に予定が埋まっており、新たに大きな大会を招致するにしても余裕が無い。市の公営施設であることから市民の皆様の利用を優先している。
答弁に対する柿沼の考え
グリーンアリーナは、通年で利用でき、また生涯スポーツ・生涯学習の場としても市民の方々が幅広く利用している公共施設です。建設当初は、空調を入れる予定だったとも聞いています。今は、普段から空調がある生活が中心となっています。事故があってからでは遅いのです。無駄を削ることも必要ですが、必要なものにはしっかりと予算をかけることも必要です。利用料の調整や、空調使用時の金額設定などで負担を減らしプロの大会なども招致しながら、行田市を良いイメージでアピールし、街の活性化をするべきと考えます。引き続き要望していきたいとおもいます。
いきいき元気サポート
柿沼の質問内容
いきいき元気サポートは行田市でも加速する高齢化社会の中で、支え合いの社会を構築する為の重要不可欠な制度だと考え質問しました。
①1時間700円という利用料は高くはないか?せめて1コイン500円まで値下げを図り利用者の拡大を図るべきではないか?
②今後のPR方法はどうおこなっていくのか?
③利用者のアンケートを実施し、サポートの充実を図るべきではないか?
執行部の答弁
①減額や無償化の声も多いことから今後検討していく。
②民生委員の方(経験者)、関係機関、イベントなどでのPRをすると共に今後はパンフレットを作成、市報での特集記事の掲載、高齢者が多く集まるところでのPR活動を進め利用者拡大に努める。
③利用者アンケートを実施しより良い制度設計を行う。
答弁に対する柿沼の考え
1コインは必須。最終的には実費以外はボランティアが望ましい。今後も利用者を増やす為、料金の設定だけでなく、内容の充実、PRにも力を入れて行って欲しいと願います。また現在は市を含めた3団体で運営しているので一元化を図りさらなるコスト削減を目指すべきと考えます。
交通事故多発について
柿沼の質問内容
近年、交通事故そのものは減少傾向にあるものの死亡事故に関して今年は5件と前年の3件を上回っています。原因と対策について質問しました。
①市の交通安全対策はどのようなものか?②通学路の安全対策として調査をしスクールゾーンの必要な場所の早期発見、設置を考えているか?③スクールゾーンの設置が難しい箇所についての対策は?
執行部の答弁
①発生した交通事故を調査検証し、道路整備、照明塔、反射鏡の設置。また関係機関の協力で交通安全教育の実施、防災無線での呼びかけを行っている。②学校側で状況確認を行い、関係機関との連携で検討していく。③路面標示や注意看板の設置をする。
答弁に対する柿沼の考え
交通事故対策は地域の安心安全の為に必要なものです。特に通学路の安全対策は急務で早急な対策が必要と考えます。危険な箇所は行田にも多数あり、昨年南河原地区で起きたひき逃げ事故などもふまえ再発防止の為、早期の対策が必要です。事故を未然に防ぐために道路に色付けなどをする工夫や、一目で通学路と分るような対策が必要と考えます。歩行者にも運転者にも優しい街づくりを引き続き提案していきます。
その他一般質問
・市役所に取り入れたOA機器の有効活用と効果は?
→システムを最大限利用することにより、人件費やコストの削減につなげていく。
・熱中症対策も考え、市内小中学校の運動会の日程を考えてはどうか?
→現在5月と10月に行われていますが、暑さも厳しいことから、学校側と相談してより良い方向で決めていく。
・人口減少について、行田市は埼玉県内でも人口減少率がワースト2となっている。このままでは生産人口がどんどん減って高齢化も進み市の運営に悪影響を及ぼすことは明白。対策は?
→2年前に比べ2億円以上税収が減ってきている。人口減は行田市が抱える喫緊の課題であり市としては、第5次行田市総合振興計画を軸に都市計画マスタープランの充実を図り、人口減少の歯止めに全力を尽くす。
・放射能問題について
→各所で引き続き測定していく規定値以上の場所が出たが、除染を行い現在は市内全ての箇所において基準値を大きく下回っている。放射線測定器も補正予算で五台購入し、準備が出来次第一般向けに貸し出す。
・桜ヶ丘公民館新設について、税金を無駄にしていないか?
→購入時には分らなかった、耐震性等の問題が発生し、調査したところ新設した方がコストが抑えられる。また、駐車場も広くして欲しいとの声もあった事から、地元住民と地元議員で精査し決定した。
十二月議会に提出の請願書
年金受給資格期間の十年への短縮を求める請願
現在の公的年金制度の課題として無年金・低年金者の問題、また年金不払い者の増大を防ぐために現在受給資格二十五年から十年へ短縮するための請願。
消費税に頼らない最低保障年金の創設を求める請願
現在、国民年金保険料納付者が50%を割り込んでいることから将来の無年金・低年金者の増加が懸念される。そのための最低保証遠近制度の設置と、財源には低所得者に不利な消費税に頼らない事を示した請願
TPP参加反対について国へ意見書提出を求める請願
例外なしの関税撤廃を基本とするTPPは外国企業への無秩序な開放であり、日本社会の崩壊につながりかねないことからTPP参加反対を求め意見書提出を求める請願
その他お知らせ
・行田市勤労会館廃止
・行田老人ホーム大寿荘廃止
・下水道不正使用の処分に関し取消訴訟が提訴される。{行田天然温泉古代蓮物語}㈱共立メンテナンス・㈱共立フーズサービスの2社が2件の未払い使用料と1件の過料を含む合わせて約一億八千万円の納入済みの支払い請求取消を求めて提訴しました。
市は当然応訴し、反論主張していく構え。